CV:平井啓二
66話に登場した鋼鉄聖闘士の1人。
既に成人しているため鋼鉄聖闘士の中ではかなり年長の方であり、エマには「先輩」と呼ばれている。
実は既婚者だったが、かつてマルスの起こした戦闘の巻き添えで妻とまだ幼かった娘を失っており、その経緯から神を憎んでおり復讐のためもあって決して若くない年齢ながら戦士に志願したが、素質が充分でなかったのか鋼鉄聖闘士止まりであった。「アテナもパラスもマルスもアプスも同じ」とし「神同士の戦いに巻き込まれた」という意識から神を信じていないが、決して卑屈一辺倒な人物ではなく前向きな部分もあり後輩を気遣う優しさもある。かつて家族と幸せだった頃の写真をロケットに入れて大切に持っている。
エマが正規の聖闘士に持っているコンプレックスをよく理解しており、蒼摩にその点をフォローしている。連携攻撃でロゲを倒すのに一役買ったが、ロゲの死後たった一匹残っていたパラサイトビーに倒され、妻子の元へ旅立った。