概要
CV:藤井ゆきよ
66話に登場した女性の鋼鉄聖闘士で、金髪ロングヘアの美少女。仮面はしていないが、おそらく正規の聖闘士でないせいと思われる。ケリーを「先輩」と呼ぶ。
教官の蛮には「泣き虫」だったと言われており、訓練期間中はそれほど出来のよい方ではなかったようである。
本編にて
かつて家族や故郷を目の前で失って何も出来なかった悔しさから「自分に何が出来るか」を探して戦士を志したが未だ正規の聖闘士にはなれない身に留まっており、正規の聖闘士との差にコンプレックスを持っている。パラスベルダの実戦でパラサイト兵にすら太刀打ちできない自身ら鋼鉄聖闘士の実力を痛感させられ「自分達は正規の聖闘士の引き立て役ではないか」との想いに苛まれる。
そのコンプレックスから蒼摩や昴につっかかるが「自分に出来る事」を考え負傷した蒼摩のサポートをしロゲを倒すのに一役買い、ケリーの死もあり自身の戦士としての決意を新たにする。
余談
ゲストとはいえ文句なしの美少女であり、彼女の再登場もしくはサブレギュラー化を望む声は結構多く、その甲斐もあって『Ω覚醒編』の94話で再登場を果たす。
上記の件もあり戦士としての自覚をしっかりと持つようになっており、サターンの兵士達にも臆せず戦い、弱気になる同僚を叱咤するなどして那智や蛮に「立派になった」と誉められている。
このときは鋼鉄聖衣も戦闘で破損が多く他の戦死した同僚達からパーツを借りており、あちこちで色違いの鋼鉄聖衣を纏っている。先輩たちが加勢した事もあってΩの片鱗を見せたりエーギルに零距離でスチールボルトアローを連打したりと大活躍したものの止めをさされかけ邪武に助けられる。
鋼鉄聖闘士のあり方と葛藤は勿論、エマの生き方を描いたこのお話の脚本を手がけたのは意外にも伊藤イツキである。