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演 - 鈴木一真(連続ドラマ)


概要編集

「冥王星」幹部。年齢は26歳。催眠術を得意とし、人間心理や変装術にも長けている。

また、一度読んだ本の文章を丸暗記できるほど記憶力にも長ける。

身体能力にも秀でており、単純なスポーツだけでなく護身術にも心得があるなどまさに完璧超人。


紳士的な態度を崩さない人物だが相応にプライドが高く、慇懃無礼な一面を持つ。

キング・ハデスに忠誠を誓っているが、殆どのメンバーが彼を前にして萎縮するのに対し、ケルベロスは普段通りに対応しており、一方のハデスも遺言を残すなど信頼を置いており、奇妙な友人関係を築いていた節がある。


13歳 - 14歳の一年間、かつてメグ が在籍していた国立能力開発研究所にいた過去を持つ。

本名は「ケン・L・ベルローズ」。


終盤、キング・ハデスとQクラスとの対決から「冥王星」の壊滅を最後まで見届けると、天草流の父である天草寂を解放して姿を消した。


本編以外での活躍編集

後日談となる『プレミアム』のラストシーン直前でリーダーとして登場し活動を再開する事を仄めかす発言をしている。


読者からの人気は高く、番外編として「冥探偵ケルベロス」が描かれるほど。

こちらでは、彼がまだ冥王星の新人であった3年前の出来事が描かれており、その際は鈴原賢一と名乗っていた。その中で依頼者が死んでしまう事態に見舞われたため、その犯人を突き止めるために探偵同様の活躍をしている。依頼人を殺した犯人を依頼人の意思を尊重する為に催眠術で記憶を消し、結果的に事件を有耶無耶にする等、見方によっては探偵よりも優しい一面を持っている。


ドラマ版編集

冥王星が少数の犯罪者組織となっているため、複数の役割を兼ねている。

原作通り、他人を意のままに操るような催眠や犯罪知識を持つが小悪党的な性格付けがなされており、自ら事件に介入することも多い。

8話でキュウをマンション住民に催眠を掛けて殺そうとする、独断で行動するなど浅慮な行動が多い。最終話では七海光太郎に顔を殴られた挙句歯を折られ、捨て台詞を吐いて逃走。


余談編集

名前の由来はギリシャ神話における冥界の番犬「ケルベロス」。


原作では七海に司法取引を持ちかけられた際に」自分は殺人教唆だけで大した罪は犯していない」と語っていたが、刑法では教唆犯も正犯と同等の刑を科するため、れっきとした大罪である。

彼が脱獄する話は天樹、さとう両者が「好きな話」と語っている。


別れ際に英語交じりの言葉を言って消えるなど、前作金田一少年の事件簿高遠遙一のキャラクター性を受け継いでいる。


関連タグ編集

探偵学園Q ケン・L・ベルローズ 七海光太郎 ダークヒーロー











ここから先、ネタバレ注意編集











前作金田一少年の事件簿の続編である金田一37歳の事件簿にて、まさかの登場

人間を操るかのような催眠や、周囲を誤魔化せるほどの変装能力は健在。


表向きはネットカウンセラーを名乗っているようだが、裏ではゼウスこと地獄の傀儡師が率いるオリンポス十二神の一人・アレスとして活動している。

彼が地獄の傀儡師と何処で出会い、何故オリンポス十二神へと加わったのかは不明。


余談編集

まさかの登場と共演に驚きを隠せない者が大半だが、正体発覚前から読者の間では「犯罪計画を授ける」・「強い催眠や記憶処理が出来る」・「変装を得意とする」などの要素からネタ半分で「冥王星みたいだ」と推測されていた。


金田一シリーズと同一の世界観とするなら、探偵学園Qの時間軸が金田一37歳の事件簿の前か後、どちらに該当するのかは不明。

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