概要
一説には丘の精霊といわれている、マレーシアに伝わる人面の蛇の姿をした精霊の一種。
現地での呼び名はベス・タルン・ケンパス(Bès Talun Kěmpas)である。
マレーシアの丘に出没するとされ、普段の動きはそれ程でもないが、光や音に敏感で雷に反応して飛ぶといわれている。
もしこの蛇に近付くとその長い体で足の先から腹までをグルグルとまかれて締め付けられてしまうといわれており、その締め付ける力は尋常ではなく、犠牲者はそのまま気を失うか、下手をすると背骨をへし折られてしまうという。
また、運よく解放されたとしても皮膚が魚の鱗のようになってしまうといわれている。
ちなみに6期鬼太郎にも登場している。