ハンツ=テテク
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はんつててく
ハンツ=テテクとはマレーシアの伝承に登場する、大きすぎる胸を持つお化け。
ハンツ=テテク(Hantu Tetek)とはマレーシアに伝わる、マレー語で「胸のお化け」という意味を持つ大きすぎるおっぱいを持つ女のお化けである。ハントゥ・テテクとも呼ばれる。
ハントゥ・コペク(Hantu Kopek:乳首お化け)という別名もある。
元々の伝承では振り子のような大きな胸を垂らした鬼婆のような老婆や中年女性の姿で、子供や若者が夜遅い時間に外に出歩いていると、胸の中に閉じ込めて窒息死させたり、どこかに連れ去り神隠しにしてしまうという恐ろしい存在であると伝わる。
また国境が接したインドネシアにおいては、オランダの植民地時代に多くの者が虐殺されたことで知られる、スマランのゴンベルの丘に出没するのでウェウェゴンベル(Wewe Gombel)またはコロンウェウェ(Kolong wewe)と呼ばれる長い髪と乳房を持つ老婆であるという同様のお化けが伝承されており、子供を攫うのは共通するが傷つけないとされる。
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