概要
体の半分ぐらいが途轍もなく変な顔という姿をしており、夜にこっそりと民家に侵入して戸口に立ち、小さい子供を脅かし泣かせる妖怪で、いったん泣きだしたが最後、泣き止んだ後に2度と口が開かない様になってしまうとされる。
その為、親は子供に泣かない様に言い聞かせるか、泣き出す前にエギクを追い出さなければならないが、エギクは15(10)歳以下の子供にしか見えないという特性があるので、親にはその姿が全く見えず、追い返すのは容易ではないという。
卑怯者の精と言われており、ジャ・フー語では「Bès Egik:ベス・エギク」、マレー語では「Hantu Keji:ハントゥ・ケジ」と呼ばれている。
創作での扱い
※中段左
CV:ボルケーノ太田
「6期」27話で登場。
大きな顔をした妖怪。
西洋妖怪の侵攻により、故国から命からがら日本まで逃げ延びてきた。
亡命した先のゲゲゲの森で仲間たちと一晩中騒いで、日本の妖怪を困らせてしまう。
最後は狼男ヴォルフガングに核となる魂ごと消滅させられてしまった。