概要
本作の主人公。フルネームはウィリアム・"ケース"・カルデロン (ゲーム内ではケースとしか呼ばれない)。キャンペーンミッションは基本的に彼を操作して進行する。台詞は一切なく、素顔もバラクラバで隠されているためその素性は謎に包まれている。実力は折り紙付きで、それを信頼されてか囮として敵の本拠地でわざと捕まるというハイリスクな作戦を何度もやらされている。
経歴(ネタバレ注意)
その正体はCIAパンテオン支部が開発した生物兵器クレードルを用いた被検体の一人。ケースという名前も、事例を意味するCaseに由来するもの。
本編の約10年前、ケンタッキー州東部のパンテオンの研究施設である先端技術応用研究所にて当初は工作員用強壮剤だったクレードルの実験で成功した唯一の被検体だったが、副作用による凶暴化で施設を破壊し尽くしバイオハザードを引き起こす。クレードルのプロジェクトは破棄され、ケース自身は最終的にリハビリを受けることで工作員として復帰するも、後遺症からかパンテオンやクレードルといった特定の単語に反応したり脳内に謎の声が響く幻聴の症状を見せる。
この副作用の影響のせいかゲーム内で見られるQTEアクションやテイクダウンが、
・ナイフで刺してから敵のホルスターから抜き取った拳銃で頭を撃ち抜く
・目の前に飛び出してきて掴みかかった敵の片目を容赦なく潰す
・強力なミニガンや硬いアーマーで守られたジャガーノートに銃撃等でアーマーを減らしてテイクダウンを仕掛けるとミニガンにジャガーノートの頭を片手で執拗に叩きつけてキルする
・ドラゴンブレス弾(着弾で発火する)を装填したショットガンを持つエリート兵に対するテイクダウンでは膝を蹴りでへし折りショットガンを掴んでストックで顔面を殴打後、奪い取ったショットガンで顔面を吹き飛ばす
…といった具合に非常に暴力的である。これはクレードルで事実上の強化人間となったことで通常よりパワーも増大しているため、このような暴力的な戦闘が行えている可能性が考えられる。