ゲベル
げべる
「この身の程知らずめが!アクマ力・竜巻起こし!」
CV:増岡弘
『アクマイザー3』第37話~第38話に登場。
アクマ族の総師団長にして、アクマ族の真の支配者・大魔王ガルバーの右腕的存在であり、本作の実質的なラスボスに相当する人物。「ダウンワールドきってのワル」という異名を持つ。
赤い垂れ目と嘴のように尖った口をしていて、頭の黒い長髪と円を描いた太いパイプが特徴。ザイダベック号を強奪した際は大魔王ガルバーのアクマ力によって骸骨の姿をしていた。
大魔王ガルバーより「不滅の盾」を授けられており、これを駆使した『地獄パンチ』という必殺技を持つ。
また左腰に「ジャンケル」も装備しているが、劇中では使用していない(ただし、最終話ではダルニアを倒そうとした際に腰から抜いた)。
最後は平和党四人衆から教えられた相討ち覚悟の技『アクマイザーアタック』を受け、「おのれアクマイザー3め!!」という恨み言を残して爆死した。敗れ去りはしたものの、盾に施されていた呪いが発動し、ザビタン、イビル、ガブラの三人の魂はカプセルに封印されてしまうこととなる。
大魔王ガルバーがゲベルに与えた「王者の盾」。炎のような形状をしていて、中央には3つの目が縦に並んでいる(上から黄・赤・青)。いかなる魔法力・アクマ力をも防ぐとされ、実際ガブラッチョも盾を突こうとしたら、逆にガブラに戻ってしまい、今まで破られた事がなかったダルニアビームやニューライトアタックも跳ね返してしまった。さらに、盾には大魔王ガルバーの呪いがかけられており、万が一破られても、破った者の魂は小さなカプセルに封印されて永遠に葬られてしまう。
劇中では以下の能力を披露した。
・アクマ力・大爆破:赤い目の瞼から出る閃光で爆発を引き起こす。
・アクマ力・竜巻起こし:盾を回転させて竜巻を引き起こす。
・アクマ力・金縛り:盾を横にして赤い目の瞼から閃光を出し、浴びた対象を動けなくする。
・アクマ力・地獄独楽:頭を盾で覆って回転させ、周囲の相手を独楽のように回してしまう。
・地獄パンチ:盾で直接殴る。
・ノヴァ返し:ザビタンノヴァを跳ね返した。
・アクマ力・尾行返し:尾行する相手のそばに爆発を引き起こす。
・アクマ力・火炎の舞:相手の周囲を火で包む。
総師団長というトップではあるが、劇中では不滅の盾によるアクマ力に頼った戦い方ばかりしており、盾がない時は魔法陣アタックで(即死しなかったとはいえ)吹っ飛ぶなど、少々頼りない一面を見せた(しかも自身が受けた直後にメザロードは魔法陣アタックを跳ね返しているので尚更である)。
- 『スーパーロボット大戦』シリーズの登場人物。『ケイサル・エフェス』の記事を参照。