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コッペリア

こっぺりあ

コッペリアとは、動く人形を題材としたバレエ作品、及びその人形の名前である。転じて、人形をモチーフにしたキャラクターの名前にも用いられることが多い。
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概要編集

1870年に公開されたバレエ作品名およびそれに登場する自動人形の名前。コッペリアに恋した青年とその恋人の女性を面白おかしく書いたバレエ作品。


あらすじ編集

陰気な嫌われ者の老人の家の二階の窓からは、コッペリアという美しい少女が座って本を読んでいるのが見える。それを見た青年は恋人がいるにもかかわらずコッペリアのことが気になり始める。それに気づいた恋人の女性はコッペリアに嫉妬し、青年と喧嘩してしまう。その後のある日、老人が街へ出掛けた時、家の前に鍵を落としてしまう。それを見た女性とその友人らは好奇心から老人の家に上がり込む。


老人の家の中には所狭しとたくさんの人形があった。そして女性はコッペリアもただの自動人形だと気付く。その時丁度老人が帰ってきて侵入者を見咎めた老人は怒鳴って追い出すが、女性は一人室内に身を潜める。そこに青年がはしごを使って老人の家に忍び込む。当然老人は再び怒るが、一計を案じて睡眠薬入りのワインを飲ませて青年を眠らせる。青年の魂を抜いてコッペリアに吹き込もうとしたのだ。それを見ていた女性は隙を見てコッペリアを壊し、代わりに自分がコッペリアのフリをして老人を散々からかい、悪戯の限りを尽くす。その間に青年は目を覚まし、コッペリアが人形だと気付いた青年は女性と仲直りする。


その後青年と女性は結婚をして賑やかな祝宴を挙げる。コッペリアを壊された老人も初めは怒るが、二人と村長から賠償金を受け取って機嫌を直し二人を祝福する。


初演されたものは上記のものだが、ラストは演出家によって異なる。村が皆祝宴で賑わう中、老人は一人足元のバラバラに壊されたコッペリアを見つめ呆然と立ち尽くすという(老人にとって)悲劇的な終わり方や、エピローグで壊されたコッペリアが本当に人間となるものがある。


曖昧さ回避編集

本作を元ネタとして、人形や被造物であるキャラクターに付けられる事がしばしば。

  1. ロマンシングサガ2』の登場人物。⇒コッペリア(ロマサガ2)
  2. アヴァロンの鍵』の登場人物。完全な人間になるためアヴァロンの鍵を求めて魔導アカデミーに入学した。CV:釘宮理恵
  3. ログ・ホライズン』の登場人物。番外編において、カナミと共に日本を目指して旅をしている仲間の一人。 ⇒コッペリア(ログホラ)
  4. 『悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス』に登場するザコ敵。⇒コッペリア(悪魔城ドラキュラ)
  5. ソーシャルゲーム『白猫プロジェクト』の登場人物。⇒おもちゃの国の裁縫少女コッペリア

関連タグ編集

人形 バレエ

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