概要
またはその一種Neatus picipesを指す和名。
この科の昆虫は大抵名前にゴミムシダマシと付くが、ゴミムシだけでなくテントウムシやハムシなどの様々な甲虫に似た姿の種が存在する。
種としてのゴミムシダマシ
和名 | クロゴミムシダマシ/ゴミムシダマシ |
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別名 | ナミゴミムシダマシ |
学名 | Neatus picipes |
分類 | 鞘翅目 多食亜目 ゴミムシダマシ上科 ゴミムシダマシ科 ゴミムシダマシ亜科 ゴミムシダマシ族 ゴミムシダマシ属 |
体長 | 1.2~1.8cm |
成虫の出現期 | 夏~秋 |
分布域 | 日本(北海道~九州)、シベリア、ヨーロッパ、北アメリカ |
ゴミムシダマシ科に分類される昆虫の一種。
THE・ゴミムシダマシなだけあって、比較的ゴミムシに似た姿をしている(それでもそっくりとは言えないが・・・)。
体色は褐色で、前翅には複数の点状に凹んだ筋がある。
体型はやや扁平な楕円形で、チャイロコメノゴミムシダマシと比べると丸みがある。寒冷地では小型化する。
何故か原生林と市街地という真逆の環境のみに生息し、原生林では大木の樹洞や樹皮下、朽木内などに見られ、市街地では植え込みや庭先の石の下、精米所、製粉工場、家屋内で見られる。
現在はクロゴミムシダマシに改名されている。