概要
種族は魔種。稼動当初から参戦している古株の使い魔。愛称はさっきゅん。
無印時代のリアリティはコモンかつ、範囲内の仲間のステータスを上げる(魔種だと効果大)という汎用性の高いアビリティ「エキサイトキッス」を持っていたため、作中屈指の使用率を誇り、長らくトップを占めていた。
LoVという作品の顔的存在でもあり、ゲーセン内で配布されるガイド漫画でも大きな扱いを受け「淫乱なので脱ぎますね」などのインパクト溢れる名台詞を残している。
抽選のピローキャンペーンで手に入る最初のPR(プロモーション)カードにも選ばれている。能力は同じだが、裏面がさらに過激で話題になった。
LoVIIではレアカードに昇進。初代と打って変わって敵の攻撃力と防御力を低下させるアビリティ「フォーリンラブ」を持つ。これもまた使いどころが多い。
LoVⅡのSPのイラストはNiθ氏でこれまたすごい。何とサキュバスには二枚目のSP版が存在し、こちらのイラストは初代における通常版とPR版のイラストを担当した真嶋杏次氏によるもの。
ver2.2でスーパーレア「【妖艶】サキュバス」が収録、アビリティは範囲内の敵2体に光属性のダメージを与える「ハニードリーム」。
公式で同じエロ魔種であるリリスと絡ませられており、リリスはサキュバスの妹、ということになっている。
カードテキストで登場する個体がリリスの姉であり、種族的にはリリスもサキュバスである。
リリスは古い時代に人間たちから恐れを込めてその名をつけられたが、
姉のほうはⅡまで誰にも固有の名前をつけられていなかった。そのためリリスは姉のことを「サキュバス姉さま」と呼んでいた。
Ⅱのサキュバスの二枚目のSPカード版のカード裏では決戦の前に、彼女が主人公(紅蓮の王)に名前をつけてくれるよう頼む場面が記されている。
この時つけられた名前は続編である『ロードオブヴァーミリオンIII』で明らかになる。
なお、彼女のその美貌は紅蓮の王にとっての理想である誰かを映したものだということが初代の頃から設定で明らかになっていたが、「【妖艶】サキュバス」にてそれが紅蓮の王にとって大切なある人だということがついに判明する。
LoVIIIではver3.0において前作までの「サキュバス」が紅蓮の王につけられた名前「ミリア」のカード名で参戦した。
それと同時に「サキュバス」は「クラス」名となった。
衣装のデザインが変わっているが、初代やⅡに出ていたのと同一人物である。
ver3.2からはミリアとリリスの従姉妹であるルティアが新たなサキュバスとして参戦した。
現時点でロードオブヴァーミリオンの使い魔カードには三体のサキュバスが存在している。
見た目
片足にだけニーソめいた長いブーツを履いており、翼の形状と色が左右で異なるアシンメトリーなデザイン。
左翼はオレンジ色でドラゴンぽい。右翼は黒く革のマントのような質感で人工物的な雰囲気もある。