概要
『ゾンビランドサガ』の登場人物、二階堂サキと水野愛のコンビおよび百合カップリング。
サキは「一代で九州地方を制覇した暴走族「佐賀レディースチーム怒羅美」の、伝説の特攻隊長」、愛は「伝説の平成のアイドル」と、一見接点は皆無に見える。
実際、アニメ放送開始当初から数々の同作のイラストがpixivに投稿される中、このカップリングを取り扱うものはほとんどなかった。
しかし、アニメ6話ですべてが変わった…同回で面倒見のいいサキが雷を怖がる愛を慰め、そしてトラウマからアイドルに対する想いまでぶちまけられる展開が描かれて以降、秘密を共有した仲として一世を風靡するカップリングとして注目を集め始めた。
アニメ7話では雷の幻覚に怯えたり、ライブ直前に天候が荒れ始めた時に愛を心配して声をかけるなど気にかけており、ライブ中に雷の恐怖で声を出せない愛を目で追うなどしていた。
また愛は落雷による全身に大火傷を負い死亡し、サキは大破炎上したバイクと運命を共にする形で死亡しており互いに身体の火傷を隠す包帯を巻いている点が共通している (愛は目と鼻以外ほぼ全身に包帯を巻いており、サキは服の下全体に包帯を巻いている(。
ちなみに9話現在、サキは唯一本人から死因を聞かされている。
(愛の死因を知っているのは他に純子がいるが、これは本人からではなく幸太郎から聞かされたものである。また他のメンバーについても雷雨に震える愛の姿を見て心配していたことから知っている可能性はある。)
死地それはすなわち聖地
9話現在、7人中4人 (さくらを含めば5人) の死因が判明しているが、その中で死地がハッキリと判明しているのは愛とサキのみである (愛は鳥栖スタジアムの特設ステージ、サキは佐賀の鏡山でそれぞれ命を落としている)。
これらのスポットが2人の死地という名の聖地として活性化される日は来るのだろうか…
余談
2018年12月17日現在、アニメ第11話まで放映されているが、サキが愛を呼ぶ際は「愛」と名前で呼んでいるが、愛がサキを呼ぶ際には「リーダー」と呼び、名前どころか名字ですら呼んでいない。
2021年3月26日発売の1期Blu-ray BOX特典ドラマCD『ナイショ・ビフォア・クリスマス SAGA』にて「サキ」と呼んでいる事が判明した。