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概要編集

CV:永野善一(旧) / 竹尾一真(新)


天空闘技場200階クラスの闘士。能面のような顔に薄笑みを浮かべる隻腕の男性。

200階における念能力による攻撃(洗礼)を受け左腕を喪失、目にもダメージを負ったという過去を持つ。

同じ200階闘士のギドリールベルトと共謀して、200階に上ってきた新人を狙って試合を行い勝ち星を稼ぐという行為を繰り返していた。その為ついた別名が「新人ハンター」。

ゴンキルアが念を修め200階に上った時にもやはり目をつけ、ゴンの試合希望日に合わせようとしたものの、ゴンはギドとの試合が組まれた為戦う事は無かった。


その後、ゴンがギドに負わされた怪我が治った頃を見計らい、ゴン達の兄弟弟子であるズシを自身の念能力で襲う。ズシを人質にゴンキルアに自分達と試合を組むよう脅迫するつもりだったものの、キルアがその現場に居合わせた為、その場でギド・リールベルトを含む三人と試合を組む約束が取り交わされズシを解放した。その際にはキルアから「これっきりだからな」と再犯を禁じる一言を告げられたものの、しかしそれを無視してゴンにも電話で脅迫。この欲をかいた行為がキルアに手段を選ぶのをやめさせ、個室にいた所を急襲され「約束を破ったらどうなるか分かったか?」「二度とオレたちの前に汚ぇツラ見せるな。約束だぜ?」と脅迫され返されるという事態に繋がった。

殺されると確信したサダソは二人との試合を放棄。ギドとリールベルトに「あいつは闇の世界の住人だ」「次はきっとお前達だ」と警告を告げ、天空闘技場から姿を消した。


旧アニメ版では左腕は失っておらず負傷しているだけという設定に変更されている。

新アニメ版では「新人ハンター」という別名がプロハンターだという誤解を招く恐れからか「新人潰し」に改められている。

能力編集

変化系の能力者。


  • 「見えない左腕」

失っている左腕の付け根部分からオーラを伸ばし、腕の形状にして操る能力。

正式な能力名は不明(「見えない左腕」という呼び名はダフ屋が発したもの)。

オーラであるが故にそのサイズは普通の腕に留まらず、人間の子供をすっぽりと包み込める大きさにまで広げる事も可能。またその握力は(念初心者とはいえ)ズシが身じろぎ一つ出来ずに気絶してしまうほど強力である。


「見えない」とあるが、通常オーラは念を修得している者ならば特別“凝”を使わなくても見えるはずである。にもかかわらずズシは掴まれた時ですら何が起きているのか分からず、オーラが見えていない様子を見せていた。その事から、オーラ自体を視認困難にする“隠”の技術が使われている能力である可能性がある。

ゲームでの活躍編集

WSC用ゲーム『HUNTER×HUNTER〜それぞれの決意〜』では、天空闘技場を去った後マフィアへと流れ、念能力を武器に短期間で幹部にのし上がったというオリジナルストーリーが用意され、ゴン&キルア編のラスボスに抜擢される。

上からの指示でくじら島を襲撃するも、そこでキルアと再会。天空闘技場での借りを返すべくリベンジを挑むも、敢えなく返り討ちに遭う展開となる。

技名は「見えない左腕」を強化した「インビジブルクロー」。

念も磨きが掛かっており、キルアもその実力を馬鹿にできなくなっていた。

彼が所属していた組の他の幹部達も、それぞれ異なる場所と状況でゴン、クラピカ、レオリオ、ヒソカの手によって倒される。


関連項目編集

HUNTER×HUNTER 念能力者

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