概要
サリー-アン・パークスとはハリー・ポッターと同学年のホグワーツの女子生徒。
ポッターと同じくPから始まる姓のため、入学時の組分けの儀式ではハリーの直前に名前を呼ばれた。
ちなみに、原作者の「最初の40人」(原作者J・K・ローリングが最初に構想、設定したホグワーツ生徒40人。中には現在と名前が違う者もいる)の1人。つまり本編では出番がなかったが、相応に原作者の中では設定のあるキャラクターである。
サリーアンの寮は不明だが、「最初の40人」の組分けの設定に基けば、レイブンクロー以外のどの寮の可能性もある。
描写
彼女にまつわる重大な描写がある。いや正確に言えば、ない。
入学時の組み分けを最後に、彼女に関する描写が全くない。
しかも、5年時のO.W.Lテスト時、組分けの儀のようにアルファベット順に人名が呼ばれる際にも名前が呼ばれていないのである。
つまり、ホグワーツから彼女は消えている。
余談
- 彼女の奇妙な消失は、ファンの想像を掻き立て、「The Strange Disappearance of Sally Anne Perks」というファンファクション小説も生まれた。
- サリー-アンという名前はボールの行方を問う思考テスト「サリーとアン課題」を思い起こさせる。