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ガドガン卿

さーがどがん

『ハリー・ポッターシリーズ』に肖像画として登場する。グリフィンドール出身の騎士。
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概要編集

ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』における人物。

マグルには知られていないアーサー王円卓の騎士のひとりであり、魔法使い。


解説編集

特異な杖編集

23センチのリンボク材で、芯はトロールのヒゲ、燃えやすい特徴を持つという特異なに選ばれた。


グリフィンドールの騎士編集

ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドール寮で学んだ。

時期的にゴドリック・グリフィンドール直々に魔法を教わった可能性がある。


マーリンとの友情、円卓へ編集

ある時期にスリザリン出身の魔法使いマーリンと親交を結ぶようになり、それがきっかけとなってアーサー王の円卓の騎士の名誉に浴することとなった。


三度の結婚編集

言い伝えによるとガドガンは3度結婚し、3度とも相手の女性に逃げられた。また17人の子の父親でもある。


ワイバーンに立ち向かう編集

カドガンはウェスト・カントリーを脅かしていた「ワイのワイバーン」の討伐を命じられた。最初の対決でを失い、杖を折られ、バイザーを溶かされてしまったカドガンは命からがら逃げ出した。


しかしカドガンはあきらめなかった。近くの草地にいた太った仔馬(ポニー)にまたがると決死の覚悟で折れた杖を振りかざしながらワイバーンに突撃。


ワイバーンは頭を下げてカドガンを馬ごとひと飲みにしようとしたが、折れた杖が舌に突き刺ささり腹の中から立ち昇るガスに引火して化け物は爆発してしまった。カドガンと仔馬はどうやらその戦いを生き延びたようである


魔法史上の立ち位置編集

カドガン卿の話は魔法使い版アーサー王物語には記述されているが、マグル版には含まれていない。彼は魔法使いの間でさえ著名な人物とは言い難い。しかし彼の名誉を称えて作られた言い回しもある。「カドガンのポニーに乗ってやろうじゃないか」という表現は、苦境の中でベストを尽くすことを意味する魔法使いならではの言い回しである。


不釣合いに大きな剣と太った仔馬を描いたカドガン卿の魔法の肖像画は、彼の存命中に "気の毒な魔法使い" によって描かれ、死後、ホグワーツ城の八階にある占い学の教室の廊下近くの踊り場に掲げられた。ハリー・ポッターはホグワーツ校に在学中、何度もカドガン卿の肖像画に出くわすことになった。


3巻(1993年度)で一時的にグリフィンドール談話室の番人をしていたが、しょっちゅう合言葉を変えたり決闘を仕掛けたりするので皆は辟易としていた。


関連タグ編集

グリフィンドール

創世代 創設者

ゴドリック・グリフィンドール

マーリン(ウィザーディング・ワールド)

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