概要
2002年発売。
ソニー・コンピュータエンタテインメントが開発したPS2用のゲームソフトで、1作目『サルゲッチュ』の続編にあたる。
今作でメイン主人公がヒカルに変更となったが、完全クリア後に前主人公のカケルでのプレイも可能。
全体的に難易度が高かった1作目と直前作のスピンオフ『ピポサル2001』の反省からなのか、主人公の体力の事実上の増加や一部ピポサルの弱体化などのパワーバランス調整が図られている。
また1作目のようなシリアスな部分が削減され、全体的にコミカルな作風に変化している。
前作と比べてグラフィックやサウンドが大幅に向上しており、ピポサルの衣装のバリュエーションや、ウッキーファイブといった新キャラが追加されるなど以降のシリーズ作品の基礎になる要素が多い。
あらすじ
新主人公となったヒカルは天然ボケな一面があり、ある日動物園から預かったサル達のパンツと一緒に高度な知能を与えてしまう「ピポヘル」を誤転送してしまう。
結果サル達のリーダーであるスペクターの暴走をまた許してしまい、その責任からヒカルは相棒の子ザルであるピポッチと共にピポサル達を捕まえに現代の世界各地へ飛び出して行く。
今作のみに登場するガチャメカ
本作にしか登場しない物がある。
- ミズデッポー
名前の通り水を放出して火のトラップを消火したり、損傷した戦車や潜水艦型マシンを直すことも出来る。
- マグネッター
U字磁石のマークが付いたブロックにくっ付けたり、敵の装備を取り上げる事が出来る。
- バナナブーメラン
バナナの匂いを出して一部のピポサルをおびき寄せる事ができる。
コレクション
トラベルステーションにある10チップで回せるガチャボックスを回すことでランダムで入手でき、トラベルステーション内のギャラリーで閲覧可能。
- ひみつのしゃしんかん
ひみつのしゃしんが見られる。ステージの物を写した写真などが収録される。
- シタッパーズブック
敵キャラクター、シタッパーのしゃしんが見られる。
- せいさくブック
せっていしりょうが見られる。
- ピポサルぶんこ
昔話や童話を本作の登場人物でパロディ化した小説が読める。ガチャボックスのカプセルがら出てくる時は一つのピポサルしょうせつの1ページが出てくる。その内容は子供向けとは思えないようなブラックなストーリーが多いまた、この中には本作のボツシナリオ(カケルが主人公でシリアス風のストーリー)も存在。
- 4コマまんが
本作のキャラクターが登場する4コマ漫画。この中には当時コロコロコミックで連載されていたウキウキ大作戦!の描き下ろし版も存在する。
- メカヨンクのボディ
メカヨンクのボディを交換できる。全5種類が存在する。
- あやしいしゃしん
マジックパンチで壊せるところに隠れてるサルの隠れ場所のヒントを載せた写真。
- サウンドCD
本作で使用されるBGM。
- ムービーテープ
本作のイベントの一部などを観れる
ひみつゲーム(ミニゲーム)
これらはガチャボックスで引き当てることでプレイができるようになる。
- ダンスでBON!
リズムゲーム。
- ドッジサッカー フットサル
本編で捕まえたサルを選手として使えるフットサルゲーム。
- 激ムズ!ウッキークライマー
クライミングゲーム。タイトル通り難易度は高めである。