図鑑データ
所属 | D-エンターヴィランズ |
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No | 168 |
等級 | SS |
タイプ | 重装型 |
役割 | 攻撃機 |
身長 | 160㎝ |
体重 | 55㎏ |
身体年齢 | 24歳 |
CV | 涼本あきほ |
絵師 | Taesi:(元デザイン:れつな) |
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
伝説サイエンスの悪役サイドである「D-エンターヴィランズ」に所属している俳優型バイオロイドで、劇場版魔法少女マジカルモモ『ゴルタリオンⅧ世の逆襲』のラストシーンの為だけに用意された。
元々は日本版ラストオリジンの運営に関わっているれつな氏と宮原ふくじろう氏によるラストオリジンの二次創作小説『あなたの楔にまごころを』にて登場するバイオロイドであり、当初は非公式の存在だった。
…が、後に公式によって小説のストーリーを基にアレンジが加えられた同名のイベント『あなたの楔にまごころを』(2023.09.20-2023.11.10)が開催され、実際の劇中に登場した。尚、小説が頒布されてからイベントの開催まで僅か一ヵ月程度。
極東のとある地域フクオカのテンランスタジオにて、人類滅亡前に受けていた「モモのマジカル真シャイニング突きを胸に受けて殺されるシーンを演じろ」という命令と鉄虫襲来時に受けた「スタジオを守れ」という命令を受けた結果、命令を果たす為スタジオに縛り付けられていた。
鉄虫襲来当初は他の共演者と共に協力して鉄虫と闘いながら生活していたが、数十年後に鉄虫によって仲間達を殺され、孤独で精神を摩耗しながらもただ命令を果たす為にオルカが来るまでの永い年月スタジオを守り続けていた。
サレナという名前は当時の監督がつけた渾名の様なモノで、由来は(恐らく彼女が)輸送されてきた箱に刻まれていたSの字であり、その文字が意味するのは「Sacrifice」(犠牲)。
容姿
紫掛かった銀髪のショートヘアーで若干癖毛気味。
AGSであるゴルタリオンⅧ世の予備パーツを取り付ける為に全身に改造を施され、胸には突き刺す場所の目印としてX字の傷が刻まれており、深紅に彩られたアーマーで全身を覆っているが装甲は着脱可能。
バイオロイドとしての素体部分には胸元が開いたレオタードの様な最低限のインナーを装着している。
また、装甲には大量のブースターが装備されており、右手に持ったドリルランスを構えながら突撃する様はさながら西洋の騎士。
また、その特殊な製造経緯から所謂ワンオフ機であると思われるが、ゲーム中では製造にて複数体入手可能。
性格
元々は別作品のバイオロイドで人気もあった様だが何らかの理由で不要となり、それ以前の記憶を全て抹消されているが、与えられた役目に対しては忠実に取り組み、生まれた意味でもある「演技」に対しては己の死すらも厭わない程の覚悟を持っている。
白兎やゴルタリオンXIII世とは異なり、現実と芝居の区別はつける事が出来、素の性格は非常に物静かで穏やかであるが、演技や戦闘となればドスの効いた声で尊大な口調となる。
実際に劇中で映画のシーンを撮影した際には数十年の練習の成果を発揮し、魔法少女達の前に立ちはだかる邪悪な悪役として振る舞った。
性能
極太のランスを構えて突撃して仲間と共に活路を拓く重装少女。
アクティブスキル1『暴走!ヘルベントランス』は一定の防御貫通、クリティカル時に高い火力を発揮する単一の敵に対しての攻撃スキル。
アクティブスキル2の『突破!!アークデモニックラッシュ』は直線上の敵に対してランスを構えて突撃する攻撃技であり、演出がずば抜けてかっこいい。無論攻撃技として見てもかなりの性能を誇り、パッシブスキル効果では「魔法少女」と「魔王軍」に対して非常に強力なバフを与え、且つ味方の攻撃に合わせて支援攻撃を行う為ダメージソースを多く増やす事が出来る。
欠点としてはスキルの恩恵を受けられるのが魔法少女と魔王軍のみの為、編成が非常に縛られる点。反面その編成であれば高い攻撃力で頼れるアタッカーとなるので現状は魔法少女編成専用と言える。
育成は攻撃機らしく、クリティカル100%で残りは命中と攻撃に。
フルリンク(他のゲームでいう完凸)ボーナスはスキル威力+25%がお勧め。
関連イラスト
関連項目
キルケー:サレナと同じく、人間の命令という呪縛を受けた一人。
사레나:ハングル表記。
関連リンク
公式動画