演:マキ上田
※マキ上田は女子プロレスラー出身で、ジャッキー佐藤とのタッグ「ビューティ・ペア」で一世を風靡した。
概要
『バトルフィーバーJ』第19話より登場。
スーパー戦隊シリーズ史上初の女性幹部。
エゴスのアメリカ支部にその人ありと恐れられていた自称"世界最強の美女"だが、何故かサタンエゴスは彼女の存在を把握していなかった。
古巣のアメリカでは独自の犯罪組織を率いてアメリカで起きた暗殺事件の裏で糸を引いていたとされ、日本に上陸後は偽警官に仕立て上げた部下たちを指揮して多額の現金を強奪して日本支部加入の際に土産としてサタンエゴスに献上するなどの戦果を挙げている。
豪快な性格で、警察官を「ポリ公」と呼んだり師匠のヘッダーと違って御子たちにはそれほど敬意を表さずにため口などを聞く場合もあるが、第51話で師匠の死を目の当たりにした時はさすがの彼女も涙を禁じえなかった。
戦闘時は格闘術を主体とした戦い方を得意としており、『ペンタフォース』に耐え切る程の強靭な身体を持つというその異名に恥じない程の戦闘力を秘めている。
また変装の名手で、作戦遂行の為に様々な格好をして社会に紛れ込んでBF隊の動向を探っているほか、常に携帯している手鏡は敵の目を眩ませる武器ともなり、相手を感電させる光線を発射する事ができるほか、打撃武器として用いることもでき、発信機も内蔵されている万能武器。
横笛やオカリナを吹いて怪人や悪魔ロボットに指定を下す時もある。
最終決戦において一乗寺綾子という名の探偵に変装してBF隊に近付き、エゴスを裏切り情報提供する芝居を打ちエゴス本部基地へと誘き寄せるが、逆に彼らの活躍で追い詰められたサタンエゴスが脱出した際に同基地が崩壊、瓦礫の下敷きになってしまう。
そしてサタンエゴスがBF隊に倒された際、エゴス本部基地の爆発に巻き込まれたサロメもまた命を落とした。