概要
MH2より登場した罠アイテム。
設置することで筐体に電流が流れ、その周囲を踏み抜いたモンスターを一定時間痺れさせて拘束する。
落とし穴とは対になる存在で落とし穴に掛からないモンスター、特殊な行動で回避するモンスターへの対策として開発された罠。
モンスター捕獲には必須であり、ある程度体力を削った後、罠にかけ捕獲用麻酔玉(弾)を2回当てる事で捕獲が可能となる。
落とし穴と共通して古龍種には効果がない。
落とし穴と比べたときのメリットは以下の通り。
- 仕掛けてから効果を発揮するまでの時間が早い
- モンスターの体を埋めることなく動きを封じるため、特定の部位を狙いやすい
- 怒り状態でも効果時間に変化がない
- ほとんどのエリアで仕掛けることができる(水中でも運用可能)
- 罠に掛かるモンスターがやや多い
- 調合素材の入手が比較的楽
- 調合率の概念があるシリーズでは成功確率が高く、調合書の持込みが少なく済む
一方でデメリットは以下の通り。
- 8~12秒ほどと拘束時間が短い。特異個体相手だと一瞬で破壊される
- 同じモンスターに何度も使うと徐々に効果時間が減っていき、最後は5秒も持たなくなる
- 尻尾切断や麻痺・スタン等の状態異常が発生すると効果中でも罠が破壊されてしまう
- 立ち上がっている状態なので、背中などの部位を狙えない
- 一部の雷属性モンスターの自己強化を進行させてしまう
落とし穴
MH無印から存在する伝統的な罠(トラップ)。
トラップツールとネットを調合して作る事が可能。
設置すると地面に穴が掘られ、同時に仕込まれたネットが展開されて穴を隠し即席の落とし穴となる。
その上に大型モンスターが乗ると穴に落とし、ネットの粘着性でモンスターを拘束する。
強力なアイテムだが、効果が無いモンスターも少なくない。
特にMHP2G以前は、地中に潜る能力を持つモンスターや甲殻種に対しては効かない事が多い。
また地中から突き上げるような攻撃を落とし穴が受けてしまうと、そのまま破壊されてしまう。
モンスターによってはそれ以外の方法で罠を破壊する種も存在する。
また、MHP2G以前の作品における中型モンスターは落とし穴を素通りしてしまい効果がない。
設置する場所にも条件がある。
- ベースキャンプには設置できない。
- ある程度しっかりした地面でないと使用不可、砂地や雪原では使えない事がある。
- 逆に穴が掘れないほど硬すぎる地面(塔の石畳など)でも使えない。
MH3以降はこちらも調整が入り、上に挙げた場所でも自由に設置できるようになった。
……が、そのMH3で登場した水中では使えない。たとえ水底にセットしようとしても設置自体が不可能である。
また、MH4で登場した二重床の上層でも設置できないほか、モンスターの攻撃により崩壊する箇所にも設置できない。
「決戦場フィールド」でもシビレ罠含め設置ができないことが多い。あくまで「多い」であり、闘技場や塔の秘境には設置できる。
しかし拘束できる時間は長く、うまく使いこなせば非常に大きなダメージソースとなる。
また、けむり玉なども併用してモンスターが警戒していない時に落とす事が出来れば、
その拘束時間はさらに延長される。
シビレ罠と比較したときのメリットは以下の通り。
- 効果時間が10~15秒と長い。未発見時に落とした場合はかなり長時間拘束できる。
- MH4以降だと未発見時の長時間拘束が無くなった。
- 「落ちる」ため普段は届かない・狙えない部位を攻撃できる。
- 固有素材があるドボルベルクの背中のコブを直接狙うシチュエーションが代表的。
- 麻痺や眠り、スタン状態になると罠が破壊されず落ちたまま、さらに大抵は暴れなくなる。
- この場合は追加された秒数分、追加された状態異常の間は落とし穴が持続する。
逆にデメリットは
- 地面に仕掛けてから罠が展開するまでに時間がかかる。
- 設置できないフィールドがある
- 効かないモンスターが多い。また、怒り中など特定の状態でないと効かない場合も多い。
- 罠に落ちたモンスターがバタバタともがくため、狙いたい部位を上手く狙えないことがある。
- 罠に落ちていながら専用の攻撃をしてくるモンスターもいる。
- 地面に埋まってしまうため、下半身や尻尾など狙えない部位が発生する。
- 怒り状態だと効果時間が短くなる。