概要
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部。
その海軍で佐官である「大佐」に属している。
原作での登場はほんの数コマだけであり、しかもセリフは一言も無く、おまけに本編では名前すら明かされなかった(後のSBSにて名前や能力の詳細が判明した)。
それにもかかわらず、多くの読者に強烈なインパクトを与え、知名度をもぎ取った稀有なキャラクターである。
プロフィール
本名 | シュウ |
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通り名 | 不明 |
肩書き | *大佐* |
標語 | 不明 |
能力 | サビサビの実(超人系) |
出身地 | 不明 |
主な部下 | 目立つ部下無し |
CV | 中尾良平氏 |
外見
覆面をしているため目より下は不明。真ん丸な帽子を被っている。
能力
名前 | サビサビの実 |
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解説 | 触れたものを錆び付かせる |
種類 | パラミシア(超人)系 |
触れた金属を瞬く間に錆びつかせて破壊してしまう「サビ人間」。
原作ではゾロの攻撃を素手で受け止め、そのまま雪走を能力によって完全に破壊してしまった。これによりただのモブ同然の扱いだったにもかかわらず、多くの読者から「雪走を破壊した海軍本部大佐」として記憶に刻み込まれる事になった。
アニメ版ではこれだけでなく、人体を錆び付かせて身動きを取らせなくするという技も使用していた。しかし能力を行使するためにはシュウが対象に触れ続けていないといけないらしく、それ故に遠距離攻撃には弱い。なお、シュウが対象から手を離すと同時に錆びついた体は元に戻っていた。
これ以上の戦闘力などは現段階は不明。
性格
登場場面が少ないため、詳細な性格は不明である。
活躍
登場したのはエニエス・ロビー編で、エニエス・ロビーに発動されたバスターコールに参加した将校の1人として登場し、麦わらの一味のロロノア・ゾロと対決した。原作ではあっという間にフェードアウトしたが、アニメ版ではゾロを相手に比較的善戦するも、ウソップの狙撃で撃破された。
2年後編には、原作にはまだ登場していないが、2年後の世界を舞台とした2012年12月15日公開の劇場版第12作目『ONEPIECE FILM Z』に登場しており、かつての恩師ゼファー率いるNEO海軍への対策会議に出席した。
また、同じく劇場版『STAMPEDE』では中将達が大型バレットに挑みかかるシーンにそれらしき人物が一瞬だけ登場。ダルメシアン、オニグモらとともに一撃で弾き飛ばされてしまった。その際モブ海兵が「中将達」とまとめてよんでいるため、2年後編では昇格しているのかもしれない(他人のそら似の可能性もあるが)。
名前の由来?
恐らくゾロの雪走を錆びつかせてボロボロにした時の「シュウウ…」という擬音から付けたと思われる。