概要
葬送のフリーレンに登場するシュタルクとフリーレンのカップリング。
旅の仲間であり、シュタルクにとって、フリーレンは師匠アイゼンの現役時代に仲間同士だった、という間柄の二人。
原作では基本的にフリーレン・フェルン・シュタルクの3人で旅をしていること、フェルンがほぼ単独行動をとらないことで、二人きりでの会話シーンすら少ない組み合わせであるが、その少ないシーンが印象に残る場面であること、後述の要素によって想像のしがいがある組み合わせではあると創作に勤しむ人もいる。
二人の関係性
一部ネタバレあり、ご注意ください。
項目を書いておいてなんだが、原作では二人とも男女としての意識は全くない。
シュタルクはフリーレンのことを「女の子…?」と疑問視し、あまつさえクソババアなど、フリーレンの数少ないNGワードで呼ぶ始末。だが、二人の会話はそれだけに飾らないもので、年齢や種族の差を感じさせないストレートなやりとりとなっている。
二人の主な作中での絡みは
- 初対面のフリーレンに抱き着いて助けを求めるシュタルク
- フェルンとの接し方に悩むフリーレンに真っ直ぐな助言を返すシュタルク
- 前衛としてのシュタルクに全幅の信頼を置き、命を預けるフリーレン
- 協力してフェルンの機嫌を取る二人
- 「なあフリーレン」と質問されたらなんでも惜しみなく知識を教えるフリーレン
などの場面がある。
フェルンと話しているときは幼さが目立つシュタルクだが、フリーレンと話しているときは衒いが無いためかとても素直で、特に単行本4巻や7巻の場面ではフリーレンの話を理解し、欲しい言葉をしっかり返す賢さすらうかがえる。
フリーレンは戦士としてのシュタルクを信用し、魔物退治では度々多数の敵を任せたりしている。戦士という職業そのものの見方がアイゼン基準となっているので、たまにすごい無茶ぶりをするが、それでも有望な仲間として、親愛をもって接している描写がされている。
特筆すべき要素
この二人が恋愛関係になると、作中殆どのメインキャラの脳が破壊される危険がある。
メインキャラ男女の組み合わせという、本来カップリングされやすい関係の二人ではあるが、付随する要素を考えると作中人物がえらいことになる恐れがわかる。
- シュタルクともどかしい恋愛未満関係を続けるフェルン
- シュタルクとフェルンの仲をひそかに応援していたザイン
だけでなく
といった、新旧パーティ全員の感情がぐちゃぐちゃに乱れる結果になることは想像に難くない。
だがそれがいい!という、葬送のフリーレンという静かで感動的な作品に似合わない粘っこさを求める人はいなくもない。
ネット掲示板におけるシュタフリ
一部のネット掲示板ではシュタフリ関連のスレッドが立てられたりコラ画像が貼られると、ブチギレたフェルンが現れる。
「フリーレン様。」
「私フリーレン様を殺せるかもしれません。」
「この下品なカップリング捨ててきてって私言いましたよね。」
など、リーシュタと同じくフェルンがキレている。
また、フリーレンが異様に開放的になり、
「今日もしたいの?しょうがないな…」
「だ、駄目だよシュタルク…おーん♡おーん♡」
「違うのフェルン…これは…」
など、ふしだらなエルフとなっているところを見ることができる。
関連タグ
フェルン:この下品なカップリング私返品しろって言いましたよね
ヒンメル(葬送のフリーレン):脳が破壊されてる僕もイケメンだろう?