概要
山田鐘人原作・アベツカサ作画の漫画『葬送のフリーレン』に登場するリーニエとシュタルクのカップリング。
敵同士で殺し合い、更には魔族と人間という絶対に相容れない関係の二人だが、この二人には最大の接点があった──
それぞれ、戦士アイゼンの技を使っているのである。
ここに目をつけたファンの行動は、実に早かった。
- 同門で姉弟子と弟弟子にあたる(実際にはリーニエは模倣しているだけだが)
- 技術で勝るリーニエ、パワーと頑丈さで勝るシュタルク
といった、カップリングできそうな要素を見つけるのみならず、
- 敵同士で殺し合った
という関係も、同門の男女による死闘という見方でCP要素に昇華させてしまったのである。
──が、彼らの進撃は止まらない。
グラオザームがヒンメルに見せた夢の、ウェディングなヒンメルとフリーレンの顔をシュタルクとリーニエに置き換えたり、リーニエに「硬った」と言わせて見たり、シュタルクが雲を見上げてリーニエを連想したり、シュタルクがリーニエをデートに誘うなど、数多のコラ画像を生み出し、それは世に放たれた。
そしてそれはpixivやX(Twitter)も例外ではなく、破竹の勢いでリーシュタのイラストや短編漫画が日々増え続けている。
「最早あれは“マイナーカップリング”と呼べる代物ではない。“人気カップリング”だ。」
ネット掲示板におけるリーシュタ
一部のネット掲示板ではリーシュタ関連のスレッドが立てられたりコラ画像が貼られると、ブチギレたフェルンが現れる。
「二度とこんなスレ立てないで」
「この下品なカップリング捨ててきてって私言いましたよね」
ゾルトラークを放つフェルンの画像
の三連撃は、リーシュタスレにおいては完全にテンプレとなっており、派生としてセリフの一部が違うものも存在する。
余談
第2回人気投票において、リーニエが6位、シュタルクが7位と二人並ぶ結果となった。
無論リーシュタ推しのファンが狂喜乱舞したのは言うまでもない。
リーニエの言葉を借りると
「こんな偶然あるんだね。運命は面白い。」
とでも言うべき結果であろう。
関連タグ
アウフリ・フリアウ:同じく敵同士かつリーシュタそれぞれのチームのトップ同士のカップリング。こちらは百合。
アイゼン:彼が直接リーシュタに絡むことは少ないが、リーニエがなんらかの性技などのテクニックを披露すると共に「私は戦士アイゼンの動きを模倣している」の一言を添えるだけで、自動的にアイゼンがソッチ方面で多才になっていく。