概要
1987年に中国とカナダの共同調査隊が中国の新彊ウイグル自治区で新種の獣脚類を発見し、1993年に「シンラプトル・ドンギ」と命名された。
シンラプトルとは「中国の略奪者」を意味するが、「ラプトル」の呼称で有名なドロマエオサウルス科ではなくカルノサウルス類の獣脚類に分類される。同時期に棲息したヤンチュアノサウルスによく似ているが、シンラプトルは長く扁平な頭骨を持っているという点などから区別されている。
現在のところ模式種S.ドンギと、かつてヤンチュアノサウルス・へピンゲンシスとされていたS.へピンゲンシスの2種類が、新疆ウイグル自治区と四川省で発見されている。(ただし、最近ではS.へピンゲンシスを新属にすべきという意見も出ている)
全長7.6m、全高3mほど(ただしアロサウルスやヤンチュアノサウルスの大型個体に匹敵するサイズの個体の物と思われる断片も見つかっている。)の中型肉食恐竜で、同時期に生息したマメンチサウルスなどの植物食恐竜を捕食していたと思われる。また、同じシンラプトルに噛まれたと思われる歯型の残った頭骨も見つかっている。
余談だが、かつてタイ産の原始的なティラノサウルス上科であると言われたシャモティラヌスは、現在では本種とごく近縁と考えられている。
古代王者恐竜キング
2007第3紀から強さ1400、風属性で登場。必殺わざはグー。ショルダーネームは「煌く青龍刀」。
バトルタイプは2007第3紀はゆうきタイプ、激闘!ザンジャークではまもりタイプ。
2007第4紀と2007第4紀+では化石カードの為ふっかつタイプ。
「アジアのたまご」のカードを使った時に出てくる事もある。