「馬鹿め、行くわめいてもイナズマンが来るはずがない!!」
CV:山下望
概要
『イナズマンF』第17話「青い瞳のインベーダー」に登場。
イグアス星人ジェットが『デスパー軍団』に志願してサイボーグ戦士と化した姿。
左腕は通常の腕だが、逆に右腕には戦闘時にマシンガンを装着する事が初代との相違点。正体を現した際や接近戦時は右手も通常の物となっている。
組織で成り上がるためにイナズマンの抹殺を目論み、自身の婚約者だったクリスティーヌを利用して悪の限りを尽くした。
しかし本人は知らなかったが、異星人と名乗る素性不明の人物を素体として生み出された存在である為、ガイゼル総統やサデスパーからは全く信用されておらず、打倒イナズマンの為の消耗品としか見られていない。
ガイゼルから不要扱いされても、最後まで人としての心を取り戻すことなく組織に忠誠を尽くし続け、ガイゼルは(共倒れを願った可能性もあるが)最後の戦いを彼に任せて撤退。クリスティーヌを躊躇なく射殺したことでイナズマンの怒りを買い、イナズマンきりもみキックを受けて散っていった。
なお。この回の脚本を共同執筆した山田哲久と楢岡八郎のうち、山田は助監督(後に「ドキュメント 太陽の牙ダグラム」などのサンライズ映画作品のプロデューサーとなった)、楢岡は本作のプロデューサー・加藤貢のペンネームである。