ジャブジャブ鳥とは、ルイス・キャロルが想像した架空鳥類である。
『鏡の国のアリス』に名前だけ登場する。どうもバンダースナッチやジャバウォックのいる島(ジャバウォッキーの形容詞Manxomeに、「マン島の」を指すManxぽい響きはあるが、作者がそこをモデルにしたという資料はない)に生息しているらしい。
『スナーク狩り』によれば、その姿は「流行を1000年くらい先取りしたように」派手で、「All our strength for the job(これに襲撃されたら全力をもってしてあたる)事が必要だ」という。
性格は自暴自棄で荒っぽく、いつもさかっているので、出会ったらボクサー並みのJabが連打される可能性が高い、反面、友人のことは決して忘れず、公明正大で裏取引には絶対応じない、寄付をすることはないが募金活動自体は大好きといった所もある。
名前はナイチンゲールの「ジャグジャグ」という死の予兆のような声から取られたという説がある。ジャブジャブ鳥の鳴き声は「石板へ石筆で文字をかく(ガラスを爪でひっかく)」時のようなものである。
肉は、子羊、シギ(鳥類)、牡蠣あるいは卵などよりはうまいとされる。おがくずと一緒に煮て、にかわと一緒に塩漬けにし、サナダムシとイナゴで味を濃縮する。形が崩れるので左右対称は維持しないといけない。ソレの保存は黒檀の樽か象牙の壺で行う。
*名詞
自己紹介をする際「do do dodgson」と言っていたので、絶滅したドードー鳥を自身に重ねる(『ふしぎの国のアリス』の方でアリスへ賞与をするドードーが「作者キャラ」ぽいとされる)チャールズ・ラトウィッジ・ドジスンは、
そのDodoを英語で「しろ、しろ(Do Do)」と言う意味であると解釈し、なにをって勿論!Job(仕事)!というおやじギャグで誕生したらしい。なおアリスシリーズではシンメトリーが特徴である。