概要
「練達の工匠」の二つ名を持ち、プレインズウォーカーであるウルザにその才能を認められ、悪の機械帝国次元「ファイレクシア」の侵掠に備える研究を行い人材を育てる魔法学院「アカデミー」で学ぶ。
アーティファクト使いとしての力はトップクラスで、様々な道具を開発した。
プレインズウォーカーの一人として知られるテフェリーの学友でもあり、カーンの名づけ親も彼女である。
ある日海岸で見つけた沈みゆく船からケリックという名の男性を助け出し、洞窟にかくまい密会を続けていた。
しかし彼の正体はウルザの命を狙うファイレクシアの工作員であり、彼は戦闘部隊と共にアカデミーに潜入し、大虐殺を行う。
この窮地にウルザはカーンを過去に送り込み、ケリックの襲撃を未然に防ぐことに成功する。
しかし歴史改変に成功したものの時間移動装置が大爆発を起こし、その結果、トレイリアには時間の流れが異常な無数の時の泡が発生する。大爆発の影響はトレイリア島全体におよんだ。死亡者・行方不明者の総数は全生徒、全職員、全研究員の八割を超えた。
ケリックとファイレクシアの襲撃部隊の生存者もまた、通常より時の流れの速い領域に閉じ込められてしまう
虐殺という惨劇の歴史こそ変わったものの、その代償は『時間災害』というあまりにも大きなものとなった。
ジョイラ自身も歴史改変で死ぬ歴史を回避したものの、時間災害の際に発生した「異なる時間の流れの泡」。ジョイラはその「異なる時間の流れの泡」から生じた「時間の流れの遅い水」を飲んでしまい。そのため、彼女の老化現象はほぼ、止まってしまい、外見が20歳前後からほとんど変化しなくなってしまった
ファイレクシア大規模侵略時には故郷を守るのが目的であってウルザの計画そのものに加担する気はないため、その後テフェリーにシヴを別次元に転移してもらい、ドミナリアを去った。
数百年後。
別次元に転移したシヴが帰還する時期が迫りテフェリーと共にドミナリアに帰還。
しかしそこで彼女らは荒廃したドミナリアを目の当たりにする。
史上、何度も繰り返された大災害によって時間や空間、エネルギー、魔力、様々なものが歪み他の次元にまで悪影響を及ぼすほどの事態となっており、
転移させた土地の帰還がとどめとなりドミナリア崩壊寸前となっていた。
原因となった時の裂け目を塞ぐプレインズウォーカーの灯を、あるいは命までをもその裂け目に捧げること。
テフェリーは仲間に後を託し、最初にそれを実行・・・するも灯を失い普通の人間となったが奇跡的に生還。
しかし、その行為に心打たれた他のプレインズウォーカーたちが自らの命を引き換えに修復する光景を彼と共に。サポートし続けた。
次元崩壊の危機が去り、全てが終わった後、氷河期以前の暗黒時代から生きる大魔術師ジョダーの元に過すのだが、
大悪魔ベルゼンロックのドミナリア支配といった新たな危機に対し、
かつて自身が初航海に携わったウェザーライト号を復活させ新たな戦いに挑む。
カード性能
ウルザズ・ブロックの『修繕』といったカードイラストなどに描かれてこそいたが、
カード化されたのは結構後の時のらせん・ブロックのエキスパンション:未来予知(2007年発売)。
意外にもアーティファクト関連の能力ではない。
ギトゥのジョイラ
マナコスト | (1)(青)(赤) |
---|---|
カードタイプ | 伝説のクリーチャー — 人間・ウィザード |
パワー/タフネス | 2/2 |
能力 | (2),あなたの手札にある土地でないカードを1枚追放する:その追放されたカードの上に時間カウンターを4個置く。それが待機を持っていない場合、それは待機を得る。(あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。それがクリーチャーである場合、それは速攻を持つ。) |
ざっくりと書くと『2マナ払って手札のカードを追放すると4ターン後に自動的に発動する。』
どんなにマナ・コストが重いカードでも2マナで使えるのは魅力的。
その分、4ターンと地味に長めの期間の間、敵の猛攻を耐えざるを得ないのが辛い。
ある程度時間稼ぎができるようなデッキ構築したいところである。
ウェザーライトの艦長、ジョイラ
マナコスト | (2)(青)(赤) |
---|---|
カードタイプ | 伝説のクリーチャー — 人間・工匠 |
パワー/タフネス | 3/3 |
能力 | あなたが歴史的な呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。(歴史的とはアーティファクトと伝説と英雄譚である。) |
2018年発売(予定)のエキスパンション:ドミナリア収録の新ジョイラ。伝説のクリーチャー満載のデッキならいい手札補充源として活躍・・・といいたいが、クリーチャーを並べるデッキでは主力は1~2マナ、重くても3マナだとかんがえると4マナのこのカードを出してからの大量展開は難しい。
歴史的の範囲にはアーティファクトも入るのでそっちでも活かしたい。