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トレイリアのアカデミー

とれいりあのあかでみー

トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyとは、トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』のカードの一種である。背景ストーリーにおいてドミナリア次元のトレイリアの孤島にプレインズウォーカー、ウルザが築いた魔法学院「アカデミー/Academy」をカード化したカードである。
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アカデミー研究をした ――― 時を使い果たすまで。


カードとしての能力編集

カード名トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
マナ・コスト(土地なので存在しない。ルール上点数で見たマナ・コストは「0」として扱う)
カード・タイプ伝説の土地
能力(T):あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき、あなたのマナ・プールに()を加える。

ヴィンテージ制限カード(1999年1月1日、旧タイプ1より指定)

レガシー禁止カード(1999年1月1日、旧タイプ1.5より指定)

統率者戦禁止カード(2010年6月20日指定)


MTG最大…いやTCG最大の失態とも言える凶悪過ぎる能力を持った土地。

エキスパンションパック「ウルザス・サーガ」に収録されたコントロールしている特定のパーマネント数だけマナを出す能力を持つ伝説の土地のサイクルの1枚なのだが、このカードだけが異常に条件が緩すぎた。

なぜならこの当時は0〜2マナのアーティファクトが多数存在しており、これ1枚から4〜6マナ程度なら平気で生み出すことが可能だった。そこに《精神力/Mind Over Matter》という土地やアーティファクトをアンタップさせるエンチャントを組み合わせれば、またたく間に膨大な青マナを獲得できるのである。


そうして生み出した大量の青マナを《天才のひらめき/Stroke of Genius》のXドローにすべて注ぎ込み、1ターンで相手のデッキをすべて引かせて勝利する史上最凶の1ターンキルデッキ「MoMA」(モマ)は当時のスタンダード環境を瞬く間に席巻。当然の如くこのカードやキーとなるカードは禁止されるのだが、これを埋めてしまう能力を持ったカードが現れ、スタンダードは氷河期を思わせるような極寒の冬の時代が訪れる。当時を知るプレイヤーからは「MoMAの冬」と呼ばれ、今なお語り継がれている。


販売元であるウィザーズ・オブ・ザ・コースト社はこの冬の失態を教訓とし、実際にデッキを組み込んでカードパワーを調整するシステムを生み出している。


関連ページ編集

MTG

トレイリア

ドミナリア

伝説の土地 土地

宝物庫襲撃(両面カード。条件を満たすことでカトラカンの宝物庫へと変身し、トレイリアのアカデミーと同じ能力を使える伝説の土地カードとなる。調整カードの一種と言えるだろう)


関連カード一覧編集

  • アカデミーの廃墟/Academy Ruins(『時のらせんブロック』で登場。アカデミーの指導者であった魔術師バリンがトレイリアに眠るを、迫り来るファイレクシアの軍勢に汚させぬため用いた「抹消」の呪文によってファイレクシアの軍勢諸共に焼き尽くされ、海底へと沈んだアカデミーの跡の姿)
  • トレイリア西部/Tolaria West(アカデミー焼失から数百年後、かつてのアカデミーとは別の地に再建されたアカデミーの姿)

外部リンク編集


非公式リンク編集

M:TG Wikiにおける「アカデミー/Academy」の項目

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ドミナリア どみなりあ

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