概要
第287期ハンター試験・第三次試験試練官。
不気味な虚無感を漂わせる表情に髪と髭の色は旧アニメ版で茶色、新アニメ版では金色。
ザパン市(試験会場)史上最悪の大量殺人犯で、下は11歳の少年から上は老人まで、146人以上の命を奪い懲役968年に処せられた超長期刑囚。
異常な指の力の持ち主で、簡単に石を握り潰す馬鹿力(新アニメでは指を石壁に擦り付け、そのまま粘土のように引き千切っていた)を持ち、素手で人間の肉を千切り取ることが出来る。その素手の力のみで殺人を行い、人間の肉体を50以上の肉片にバラバラにしていた。捕まった時は意外にも大人しく逮捕されたが、その時にいつの間にか警察官の腕の一部を千切り取っていた。
この試験に試練官として参加している死刑囚はいずれも「受験者を長く足止めする程刑期が短縮される」と言う条件で参加しており、実際他の試験官はわざと時間がかかる勝負を選んでいたが、ジョネスに限っては刑期の短縮にまるで興味が無く、「肉が掴めればそれでいい」と最初から相手を殺す気で参加。
その姿を見たレオリオも「俺たちの負けでいい。あいつとは戦うな」と、ハンター試験を放棄してでも戦いを避けるほどの異常殺人者である。
…のだが、殺人鬼特有の危険な雰囲気こそ持ってはいるが、単にパワーが凄いだけで特別な戦闘技術は積んではいない。
対戦相手となったキルアは正真正銘プロの暗殺者であり、ジョネスの雰囲気に呑まれる事もなく、平然と「死んだら負けでいいよね」と言い放って試合開始。
そして試合開始直後にキルアの手には抜き取られたジョネスの心臓が…。
ジョネスは発生した寒気で振り返ってキルアの手にあるものを見るまで「心臓を抜き取られた」事に気づかなかったほどの早業だったのだが、キルア的にはこれでもまだまだのようで、曰く「オヤジはもっと上手く盗む。抜き取る時に血が出ないからね」とのこと。
「殺人鬼って言ったって結局アマチュアじゃん」
最期は、恐怖に歪めながら慌てて心臓を取り戻そうとキルラに向かうも、抜き取られた自身の心臓が握りつぶされる光景を目の当たりにして、そのまま死亡した…
新アニメでは(当時は朝に放送していたため、さすがに表現が残酷すぎたのか)胸部の服ごと盗んだことで終始布に包まれており、この後倒れた彼の手の上に布ごとそっと置く形で心臓を返してもらえた。 手遅れだっつーの!
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