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スタースクリーム(ギャラクシーフォース)

すたーすくりーむ

『ギャラクシーフォース』に登場するスタースクリーム。 『ギャラクシーフォース』では純粋なる野心家として登場。海外版『Transformers: Cybertron』ではアルマダスタースクリームと同一人物扱いとなっている。 ここでは、巨大化後のスーパースタースクリームについても記述する。
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CV:マイケル・ドブソン/吹:黒田崇矢

概要編集

『ギャラクシーフォース』で登場するスタースクリーム。

海外版『Transformers: Cybertron』ではアルマダスタースクリームと同一人物扱いだが、日本語版では異なる。

独特の形状をしたジェット機に変形するが、地球のメカはスキャニングしていない(強化後のスーパースタースクリームも同様)。


人物像編集

歴代スタースクリームの中でも珍しく冷静沈着だが、同時に冷酷非道な野心家でもあり、純粋に覇権を狙っている。

一人称は「私」で、偶に「俺」(漫画版では一貫している)になる。


序盤では、マスターメガトロンの忠実な部下として振舞っていたが、徐々に本性を表していき、様々な惑星に勢力が分散されたのをいいことに、報告を捻じ曲げたり、プラネットフォースの所在を示したマップを隠し持ったりと、さらなる力を自ら得ることに執着する。

中盤以降では、遂にサイバトロン・デストロンとは別の第三勢力として暗躍する。


戦闘能力について編集

総合テックスペックは歴代最強クラスで、序盤の時点でも、かなり高い実力を持っている。

主な武器は、両肩に内蔵されたバーテックスブレードと、胸部の可動式の機銃。

フォースチップはデストロンのエンブレムだが、マスターメガトロンのチップとはデザインが異なっている。

ドレッドロックを相手に「いつでも始末できる」と言える事から、その高い実力への自信を窺え、実際に殆どのサイバトロン戦士を相手に優位に立ち回っており、サイバトロン内でも互角に戦っていたのはガードシェルくらいだった。

己の力に絶大な信頼を置き、真っ向勝負の戦いを好むが、地球人の少年であるコビーを二度も殺そうとするなど、マスターメガトロンと同様に手段を選ばない非道な一面も見せた。


執念深さについて編集

彼を語る上で欠かせないのは、己の目的に対する執念深さと意志の強さである。

根性ではマイ伝にも負けず劣らず、しぶとさに関してもG1と並ぶほどのものを持っており、泥水をすすってでも野望を成し遂げようとする根性と意志の強さを持っている。

その根底にあるのは「どんなに惨めな思いをしてでも、自分の野望を成し遂げようとする意志の強さ」であろう。

そして執念深さに至っては、凄まじいものがある。

第26話ではサイバトロン全員からの総攻撃を受けて、満身創痍になった際にも、全く逃げようとせず、むしろ全員に反撃を続けており、中盤では遂にプラネットフォースの強奪にも成功している。


総じてGFスタスクには、初代のような「ヘタレ」「臆病者」の印象が無く、むしろ「ボロボロになっても気力と執念だけで戦う」という、GFにおける第31話のサブタイトル「野望の王」に相応しいと言える存在であろう。



スーパースタースクリーム編集

略してSSS。

「マスターメガトロン、貴様の時代は終わった…………これからはこの私、スーパースタースクリームの時代だ!」

第30話でチップスクエアに秘められたプライマスのスパークを吸収することで巨大化し、パワーアップした姿。

頭部には、初代スタースクリームが被っていたものと酷似したデザインの王冠を被っている。

1分で退場させられた初代スタスクと違い、こちらは終盤まで強敵として君臨し続けており、敗北した回数はそれなりにあるが、巨大なボディと後述の戦闘能力も相まって、「王」を名乗るに相応しい圧倒的な存在感と活躍を見せている。


戦闘能力について編集

ただでさえ高い戦闘能力は凄まじく向上しており、巨体ならではの圧倒的なパワーのみならず、以前と変わらないスピードも併せ持ち、オーラによる防御壁や念動力なども使用できるようになった(第47話では瞬間移動じみた回避も行っている)。

主な武器は、胸部の可動式の機銃、右肩のバーテックスブレードに加えて、左肩が「バーテックスキャノン」に形を変えており、火力が大幅に向上している。


他のトランスフォーマーの数倍以上はあろうかという巨大なボディ、地球の大陸1つを破壊できるほどの強大な力を手に入れた事で、マスターメガトロン(及びマスターガルバトロン)と並ぶ、トランスフォーマーの常識では考えられない別格の存在と化しており、初登場の第30話でもホップからは「軽く大陸一つを破壊できるほどのエネルギー」と言われ、マスターメガトロンと対峙した際にはフレイムコンボイからも「お前たちがやり合ったら、この星(地球)は木っ端微塵だ!」と止められるなど、この時点でもスーパースタースクリームの強大な力がうかがえる。


ただ、この強大な力を完璧にコントロールするのには時間が掛かっており、プライマス並みに大きくなったり、逆に小さくなったりすることがよくあったが、終盤の第47話では「右腕だけを巨大化させたまま押し潰す」という芸当を可能とするほどに使いこなしている。

本人曰く「度重なるスパークの吸収で、自在に大きさを操れるようになった」とのこと。


その圧倒的な強さは、サイバトロン勢力はおろか、マスターメガトロン(と転生後のマスターガルバトロン)以外のデストロン勢力からも警戒されており、劇中でスーパースタースクリームを実力で倒せた存在は、ソニックコンボイ(第31話)、プライマス(第33話と第38話)、一時的に巨大化したガードシェル(第46話)、マスターガルバトロン(第47話)、ぐらい。


特に第33話(と第38話)では、惑星サイズの大きさを誇る「創造主」であるプライマス相手にも臆せずに挑んでおり、最終的には敗北したものの、スーパースタースクリームへと巨大化後も、この意志の強さと執念深さは全く失っていないと言える。さらに第47話でも「強い思いがあれば不可能を可能にする」とマスターガルバトロンに言い放っている。

終盤でギガロニアへ行けたのもこの意志の強さによるもの。


ちなみに巨大化後も、強敵相手には意外と慢心している様子もなく、第31話ではギャラクシーコンボイソニックボンバーの動きを見て、「仲間割れ」ではなく「リンクアップによる合体」であると見抜き、彼らを雑魚とは言いつつも、即座に念動力で彼らの合体を妨害している(それでも妨害をかわし切ったサイバトロンの活躍でソニックコンボイが完成してしまうが)。

これは巨大化前(第17話と第26話)に、ギャラクシーコンボイライガージャックによるリンクアップした「ライガーコンボイ」を初めて目撃していた事や、第26話で満身創痍のままライガーコンボイに圧倒された事で、リンクアップによる戦力強化を警戒した為だと思われる。



第47話以降の活躍について編集

マスターガルバトロンと直接対決をし、自らの特殊能力をフル活用する事で、終始優勢であったが、両者互角に全力を込めた一撃のぶつかり合いの末に敗北し、ファイヤースペースに飛ばされてしまう(ただし、ベクタープライムからは死んでいないと明言されている)。

そして最終回ではソニックボンバーの通信でスタースクリームの生存を知ったガードシェルとデモリッシャーはスペースブリッジ建設隊を外れ、スタースクリームの探索へ向かうことになった。


関連タグ編集

スタースクリーム ギャラクシーフォース デストロン

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