曖昧さ回避
- 次々と連続して打ち上げる花火によって行われる表現方法。いわゆる和製英語であり、英語としては存在しない。(直訳すると「星地雷」となる)
- beatmaniaIIDXに収録されている楽曲。→starmine
- GUMIオリジナル曲。
- PSvitaソフトProjectDiva f に収録される鏡音レンのモジュール名(専用楽曲:Fire◎Flower)
- 同名の4コマ漫画。この項目では、こちらについて解説。
- Da-iCEの楽曲の一つでもある。
概要
『まんが4コマぱれっと』(一迅社)にて2009年1月号から2019年10月号まで連載された4コマ漫画。単行本は全10巻。著者はストロマ。
主人公と、その家に突如現れた九人の姉妹(と一人のお目付け役)の日常を描いたハーレムラブコメである。
なお単行本では、各巻の最後のエピソードにてその巻の表紙に大きく登場してるヒロインとキスをする構成となっているのが特徴。
あらすじ
主人公である、陸田行成は流れ星が降り注ぐ日にある願いを唱える。
『彼女が欲しい! 超欲しい!!』と。
――それも、大声で。
そして、翌日……彼の周りに変化が訪れる。
それは――
登場人物
CVはドラマCDのもの
主人公
(トップ画像左)
流れ星への願いを、思い切り叫んだ少年。晴岳高校2年A組。
しかし実際の所は、女性には少々奥手(志染に言わせると「ヘタレ」)で、思いやりに溢れた心優しい性格。
星野姉妹全員を別け隔てなく「彼女」として接して(イチャイチャして)いるため校内ではハーレム王として有名になっているが、本人の性格のおかげか(少なくとも作中では)偏見の目で見られたりはしていない。むしろ弄られている。そして(自覚はないが)星野姉妹以外からもそこそこモテる。田沼曰く顔は良い部類らしい。
好みのタイプは金髪と巨乳だが、そうでない相手でも問題なく愛せる漢。
特技はマッサージで、風見が受けた際には足腰が立たなくなるほど骨抜きにされた。
中学までは柔道をやっていたが現在は辞めている。
幼い頃に母親を病気で亡くしているため、身内の病気にはやや過剰に心配しがちなところがある。
幼少時はワガママだったらしいが母を亡くして以降は欲求を我慢して貯めこむ傾向になった。そのため定期的にガス抜きしないと暴走する傾向となっている。
星野姉妹についてもなるべくそういう目で見ないように性欲を労働で発散させているが、話が進むにつれ割りとオープンになってきており、エレクチオンする展開が時折ある。
星野姉妹
行成の願いによって、現れた流れ星っ娘。全部で9人。
姉妹と言ってはいるものの、実際には姉妹と言うよりは仲間意識の方が強い。
――が、それを言うのは無粋である。
流れ星っ娘その1。2年A組で行成と同じクラス。
自信家で、成績優秀・スポーツ万能な天才肌。
その一方で「行成に水着を見せるために海に来た」と発言したり「行成が温泉に覗きに来なかったことを本気で怪訝がる」など言動が年頃の少女としてはどうかと思う一面もある。
自尊心が非常に高いためたまに他の姉妹を煽るウザキャラと化すこともあるが、風見は風見で割と弄られやすいタイプでもあるため「仲良くケンカする」程度に収まっている。
行動力もズバ抜けており、行成に対して最初にキスをした少女である。
猫耳髪だが動物全般が苦手で、中でも猫のことは天敵視している(曰く「ギリギリGよりはマシ」)。
感情に反応して髪が動く、鬼太郎のごとく恋敵を見つけたら逆立つなどもはや髪の領域を超えた何かになってきている。
美容院に行った際にはセットした髪型が一瞬で元に戻ってしまい、美容師をガチで泣かせた。
流れ星っ娘その2。2年A組で行成と(ry
ぱれっと本誌ハシラのキャラ紹介ではポーカーフェイスと書かれているが、むしろ表情は豊か。
性欲一直線のセクハラ娘。行成だけでなく姉妹すら標的にする。
そのため周りから「エロい」、「卑猥」、「一番油断できない」などの評価を受けている。
通称『超攻撃型不思議ちゃん』。
一度セクハラ禁止令を出された際には、禁断症状が出てしまい普段以上にヤバいことになった。
風見は唇が触れるだけのキスだったのに対し、鄕のそれは舌を入れたような描写がされている。
流れ星っ娘その3。2年B組。
仲間思いなヘアバンド少女。ツンデレ。
やや男性恐怖症の気があったため行成に対してはツンツンしているが、行成からどう思われているのかは気になってはいるようである。
最初はツン度100%でありデレがなかったが、次第にデレの比率が増していき、最終的にはデレデレとなった。
小さくて可愛いものや動物が大好き。なので姉妹の中では一番小さい鈴を猫可愛がりしている。
裁縫が趣味であり特技。姉妹からのリクエストを受けて様々な服を作っており、また自分で可愛い服を着るのも(本人は「似合わない」と自嘲しつつも)好きな様子。
何故か行成と風呂場でバッタリ遭遇することが非常に多く、そのため読者サービスシーンが一番多いキャラでもある。ただし姉妹の中でも鈴に次ぐ貧乳。だがそれがいい。
行成がスマホを買った際には彼が元々持っていたガラケーを(姉妹とのじゃんけんに勝利して)お下がりとして譲り受けており、宝物としている。
ツンツンしていたせいもあって行成とキスしたのは姉妹の中で最後だが、姉妹の中では唯一行成の方からキスされた。そのことに関して優越感を感じる描写もある。
流れ星っ娘その4。1年B組。
すぐテンパってしまうメガネっ娘。テンパりさえしなければ、礼儀正しく丁寧な口調。
単行本1巻の書き下ろしでは、自身の名前を噛んで「星野みゃう」と言っている。
本の虫と言われる程度には、読書が好きな読書家。
妄想癖を持っているのが珠に瑕かもしれない。
勉強に関しては学年で1位をとるほど頭が良いが、それ以外の分野については全般的に不器用。
特に料理に関しては全くセンスがなく(里梨曰く「向いていない」)、彼女の手料理を食べようとするならデザート(胃薬)必須。一応本人も「ド下手」と自覚しておりちゃんとレシピを見ながら作るのだが、必ず途中で余計なアレンジが入り、最終的にはレシピからかけ離れた何かと化す。
流れ星っ娘その5。2年A組で行(ry
性格は姉御肌。風見を超える運動神経の持ち主。
あらゆる運動部を制覇し、熱心に入部を勧められるが「行成と一緒の時間が減るから嫌」と、入部していない。
ただし運動すること自体は好きなので、よく助っ人として駆り出されている。
なお、勉強のほうはてんでダメ。
姉妹の仲で一番プロポーションが良い。
割と純情であり、テニスウェアのアンスコを恥ずかしがるなど女の子らしさを見せることもある。
流れ星っ娘その6。2年B組。
家庭的でのんびり屋さんな、陸田家のお母さん的な存在。
ほんわか笑顔と料理、大胆行動で行成はかなりデレ気味。
鈴曰く、牧乃と一緒にいる行成はデレっとしてるとのことで、少なくとも牧乃からの「あ~ん」は断ることなく、自然に受けている。
ご近所の奥様方とも仲良しで、「陸田家の若奥様」として認識されている模様。
陸田家の家計(特に食費方面)についても志染に次いで把握しているしっかり者。
海に行った際には、行成が温泉に入ってる際に水着を着て一緒に入るという大胆な行動を取った。
年頃の少女らしく、スタイルを気にしているが姉妹の中では3番目くらい。(巨乳といっていい程度にはある)
流れ星っ娘その7。1年B組。
表情がコロコロと変わる元気溌剌な少女。
行成と家庭用の対戦格闘をやったことに端を発してゲーム好きに。
しょっちゅう徹夜でゲームをしており、行成や同室の繭が付き合わされる。そして志染に怒られる。
ぬいぐるみ等も好きなようで、その点ではちゃんと女の子である。
姉妹の中では鈴に次ぐちびっ子であるが、同じくらいの身長である風見から言われると怒る。風見曰く「5センチは違う」らしいが、真偽は不明。
初期はロリ体型だったが連載が進むうちにどんどん胸が成長していき、巨乳四天王(里梨・雪華・牧乃・風見)には及ばないものの立派なロリ巨乳へと至った。
行成との初デートをさりげなくゲットし、その時に貰った人形を大切にしている。
流れ星っ娘その8。3年A組。
無口で姉妹の仲では一番無表情。
趣味は三大欲求で、その中でも睡眠欲と食欲に特化している。
プロポーションは良いが、それを意識していないのか興味が無いのか、行成が指摘するまでは、ブラジャーを着けていなかった。
食べ物などが絡むと恐るべき身体能力を発揮する。
行成と仲良くケーキを食べるなら、皆の前での方が面白いと考えるなど割といい性格をしている。
行成の姉代わりだった鶫の登場から、行成の姉として接しようとするところが増えている。
流れ星っ娘その9。3年A組。
大人しくていい子。しかし、極度に興奮してしまうと鼻血が出てしまう体質を持っている。見た目も言動も幼いためか大人っぽいことには憧れを持っている。
その憧れからたまに暴走してしまうこともある。
どう見ても末っ子なのに行成の一つ先輩ということになっているが、これは姉妹のクラスの割り振りをじゃんけんで決めたため(発案:叶得)。
星野姉妹の中では、皆から守られているためか被害が及ぶことは少ない。
その他ヒロイン
流れ星っ娘たちのお目付け役……監査人。年齢不詳。
クールな性格の大人の女性。ただし体型はロリ。意外にぬいぐるみなど可愛いもの好き。
動物に好かれやすく、雄猫の猫くん(仮)とは仲も良い。
動物の言葉が分かっている節がある。
様々なバイトを掛け持ちしており、近所の商店街のアイドル的存在と化している。
カニが大好物。実はカナヅチ。
行成のクラスメートの少女にして親友その1。控えめな性格。
行成に少なからぬ好意を持っているが、本人がヘタレ&過去のとある出来事から全く意識されていない不憫な娘。
コミックスではカバー裏が定位置と化しており、表紙には特装版ぐらいでしか登場しない(その際はカバー裏にいなかったため、通常版では……)。不憫(大事なことなのでry)。
ゴロという大型犬を飼っている。
上記以外
小原健治(おはら けんじ)
行成のクラスメイトで、陸田家の向かいに住んでいる。
小学校から同じクラスで、行成とは仲が良い親友その2。
一見小太りのオタクのような風貌ではあるが、実際には筋肉質でガタイの良い柔道部のエース。その上、成績優秀で人当たりも良い文武両道の体現者。
初期から最もデザインが変化した人物。
吉尾巧(よしお たくみ)
行成の親友その3。彼だけ1つ歳上だが、行成たちからは普通にタメ口。
ややチャラめの悪友ポジションだが、歳上なためか面倒見は良い。
祖父が海の宿のオーナーで、海の家を手伝う事を条件に、毎年仲間内(作中から見た昨年は、行成、透、小原くんだった模様)で泊まりに行っている。
第1話冒頭で行成が電話で話していた相手でもあり、そのため行成が流星群に「彼女欲しい」と願ったことを知っている。
山中加代子(やまなか かよこ)
行成のクラスメートで、陸上部に所属する活発な少女。行成のクラスにおける貴重なツッコミ役。
透とは親友で彼女の片想いを応援しているが、ライバルが多数&強敵なため前途多難である。
単行本第一話のキャラ紹介では、透を差し置いて(カバー裏に追いやって)〆に登場した。
二階堂優雅(にかいどう ゆうが)
女子テニス部部長。3年生で雪華や鈴とはクラスメイト。
金髪縦ロール・お嬢様口調・実家はお金持ち・テニス部所属という、とてもステレオタイプなお嬢様。
類まれな運動神経を持つ里梨を部活動に熱心に勧誘する。
しかし、里梨の事情を理解し、周りに勧誘をやめるよう説得もしてくれる良い先輩。
陸田家や友人一同をまとめて旅行に招待する太っ腹な人でもある。
二階堂秀治(にかいどう しゅうじ)
生徒会長であり優雅の双子の兄。
生徒会長なのに自前の白ランを着て制服を着ないわ、授業もサボるわとフリーダムな人。
「一応生徒会長だから」という理由にて、優雅と共に里梨を説得しにきた。
(一応悪気はなかったのだが)ある行動が里梨の逆鱗に触れ、里梨によってぼこぼこにされた。
後に妹にも(全くの偶然により)殴られた。
古川いより(こかわ いより)
潮と繭のクラスメイトその1。通称よりりん。そばかすがチャーミングな図書委員。美尻。
ノリの良い性格。行成に対しては、ナンパ撃退のための彼氏役をさせる程度には懐いている。
石橋友香(いしばし ゆか)
潮と繭のクラスメイトその2。通称ゆかちー。眼鏡がトレードマークのオタク女子。巨乳。
こちらもノリが良く、女の子をコスプレさせることに情熱を燃やす。
叔父が喫茶店(たまにコスプレ喫茶になる)を経営している。
伊塔志穂香(いとう しほか)
剣道部副部長の3年生。優雅と同じく雪華・鈴とクラスメイト。
面倒見の良い先輩だが、割と体育会系。体型はスレンダー……というか、まな板。
来年小学生になる妹と、長身美人な母がいる。
氷洞篠(ひょうどう しの)
叶得と牧乃のクラスメイト。
おっとりした性格の母性的な少女。叶得の裁縫の師匠でもある。
行成とは1年の頃にクラスメイトであり、彼に想いを寄せていた節があるものの自ら身を引いている。
桑畑武典(くわばた たけのり)
田沼勇介(たぬま ゆうすけ)
行成のクラスメイトで悪友たち。
行成ハーレムには日々しっとの炎を燃やしている。
空閑鶫(くが つぐみ)
かつて陸田家で家政婦をしていた女性。行成にとっては姉のような存在であり、作中では雪華と火花を散らした。
姉御肌で豪快、ノリと勢いで生きている嵐のような人。
行成の父である一成には淡い想いを抱いてたようである。現在は人妻。
陸田一成(おかだ かずなり)
行成の父親。
売れっ子小説家で、ペンネームは「戸口 一成(とぐち いっせい)」。繭は戸口一成の大ファン。
行成の帰宅よりも先に挨拶に来た星野姉妹と会い、何を思ったのか「頑張って」と言い残して海外へと旅立った。
実は彼もかつて流れ星にあることを願った過去があり……。
吉尾往次郎(よしお おうじろう)
行成たちがお世話になった海の家のオーナー。吉尾の祖父。
行成や星野姉妹のことも孫のように可愛がってくれる好々爺。むしろ実の孫である吉尾の扱いの方がぞんざい。
巨乳好き。
猫くん(仮)(ねこくん かっこかりかっことじ)
猫である。名前はまだ無い。まんが4コマKINGSぱれっと本誌掲載時のキャラ紹介には、この名前で紹介された。本編では専ら「猫くん」。
志染のお友達で、彼女から特注の首輪を贈られるほど仲良し。
人懐っこいため、動物が苦手な風見以外からは可愛がられている。
陸田家に飼われているわけではないが、時々やって来てはおやつをもらったりしている。
猫だが水を怖がる様子はなく、お風呂も平気。