スターライト学園にて中等部限定で毎年スターライトクイーンカップが開かれる。
中等部のトップを決めるイベントであり、トップに選ばれた者が「スターライトクイーン」と呼ばれる。
歴代クイーン
クイーン | 就任話数 | 期間 | 学年 | 専用寮の名前 |
---|---|---|---|---|
神崎美月 | 1話以前 | 3年弱 | 中1~中3 | 美月パレス |
有栖川おとめ | 50話と51話の間 | 1年強 | 中3~高1 | おとめ御殿 |
北大路さくら | 124話 | 約1年 | 中3~高1 | さくら荘 |
大空あかり | 177話 | 継続中 | 中2~ | あかりちゃん家 |
概要
その座に就いた証しとしてスターライトティアラを授けられる。また歴代クイーンが集う集会も存在する。
アニメ1期と2期以降とではスターライトクイーンカップの形式が異なる。
1期では美月がクイーンとして君臨し続けており、「フレッシュガールズカップ」が毎年春に開かれ、全校生徒でクイーン1人に挑む。ただし作中で直接描かれたのは、美月がいちごたちに挑まれ防衛した1回のみである。
この時、フレッシュガールズカップは毎回開かれると言われたが、この時以降開かれた様子がないため、制度として毎年開かれるのではなく、開かれるケース(クイーンが中等部に在学)が続いたためと思われる。
なお、フレッシュガールズカップもあくまでスターライトクイーンカップの一形態のようである。特に2期以降は、過去のフレッシュガールズカップの話をする場合も含め、呼称がスターライトクイーンカップに統一されている。
2期以降では、クイーンは高等部に進学しており、継続できない。そのため、中等部在校生の間で決定戦が開かれ、優勝者がクイーンとなる。これまでは秋に開かれたと言われているが、作中で大きく扱われた2回はいずれも年度末である。
クイーンには専用寮が与えられ、『美月パレス』⇒『おとめ御殿』⇒『さくら荘』と呼称が変わっている。あかりの場合は劇中の挿話やミニコーナー『アイカツ ステージダイアリー』でのトークで『あかりちゃん家』と命名された。
各回の経過
神崎美月
アニメ開始の前年、神崎美月が中等部1年生にしてフレッシュガールズカップで当時のクイーンを破り新クイーンとなり、その後3年間その地位を守った。
美月がクイーンとして初めて迎える、次回のフレッシュガールズカップは、美月が2年に進級する前に開かれた(アニメ開始直後に開かれた様子がないことへのつじつま合わせか)。紫吹蘭ら多数が挑戦したが、美月が全てのステージでスペシャルアピールを出して防衛した。
美月3年生の年の春のフレッシュガールズカップ(27~28話)では、美月が技量を高める目的でスペシャルアピールを3回連続成功させなければ失格になるルールを追加させた。
今回は星宮いちご、霧矢あおい、紫吹蘭、有栖川おとめ、藤堂ユリカ、北大路さくら(さくらのみ中1、他は中2)ら多数が挑戦したが、次々と脱落。いちご、あおい、蘭のみが準決勝へ、いちごのみが決勝へ進んだ(この間、美月は毎回ステージに上がり3連続成功)。いちごと美月による決勝では、いちごが3回目に失敗したのに対し、美月は4連続成功し圧勝した。
有栖川おとめ
美月卒業後(時期不明)、有栖川おとめ(中3)が新クイーンになった。決勝を争ったのは霧矢あおい。
このことはいちご留学中(1期と2期の間)のことなので直接の描写はなく、2期初回の51話で明かされた。
おとめがクイーンとなった時期は明言されていないが、翌年に「これまでは秋」と言われていること、51話で最近のことのように語られていることから、秋の可能性が高い。ただしその場合、一時的にクイーン不在だったことになる。
北大路さくら
これまでスターライトクイーンカップは秋だったが(といっても作中で秋の開催が描かれたことはない)、3期ではこの時期に大イベント「トゥインクル・スターカップ」が開催されたこともあり、翌春(年度末)に催された。
124話で、北大路さくら(中3)がその座に就いた。大空あかり、新条ひなき、氷上スミレ、紅林珠璃(いずれも中1)も参戦したが、全員1回戦落ちで、決勝進出者8人のうちメインキャラはさくらのみだった。
大空あかり
4期でも、「ルミナス☆ジャパンツアー」終了後、翌春(年度末)の開催となった。この大会は「アイカツ!」の締めとなる物語に位置付けられ、173話から177話までかけて描かれた(178話が最終話)。
177話で大空あかり(中2)がその座に就いた。8人の決勝進出者のうち他の7人は、2位新条ひなき、3位紅林珠璃、4位天羽まどか、5位大地のの、6位黒沢凛、7位白樺リサ、8位氷上スミレ(まどかと凛のみ中1、他は中2)。
最高得点を出すにはスペシャルアピールをSAランクで出す必要があるが、それまで誰一人として成功させた者はいなかった(中学生レベルでの表現力は難しいとも言えるが、当時在学中の美月ですら出来なかった)。しかし、2回目のクイーンカップに挑んだあかりはこれを成功させ、いちごと約束したクイーンになる夢を叶えた。
アイカツオンパレードでは
webアニメで学園代表として上記の4人のうちおとめ、さくら、あかりが出場した。1戦目ではその内あかりが学園代表に選ばれる。その後の決勝では投票においてあかりが1位に選ばれた。
余談
スターライト学園高等部の生徒はスターライトクイーンカップには参加不可能である。また、高等部はトップを決めるようなイベントは存在しない模様。
なぜ学園全体で開催しないのか、なぜ高等部は参加できず中等部限定なのか、その理由は明かされていない。
また、劇中のアイドル養成学校はスターライト学園以外にもたくさん存在するため、スターライトクイーンになってもあくまで「スターライト学園中等部のトップ」ということになるため、アイドル業界のトップということではない。
だが、スターライトクイーンになると世間から注目され、アイドル業界の人気投票でも有利になり、アイカツ8にもランクインしやすくなる模様。
関連タグ
S4…後継作品における、学園内の交代制のトップアイドル制度。