CV:茅野愛衣
概要
ニフル王国の第一王女であり第二子。
おっとりしていて面倒見がよく、母性的な性格。末妹ユルグに対しても敬語で話し、きょうだいの中で唯一夢見の力と魔力を持っている。主に魔力を駆使して戦うものの、一通りの武芸は嗜んでいるらしい。
またきょうだいの服は彼女が作っている可能性があるとか…(絵師による非公式設定…だったのが水着ユルグの水着は彼女が用意したそうなので公式になりつつあるかも?)
ストーリーでは第2部で召喚師の夢に介入し登場。その夢に介入するための『夢見の儀式』は『生涯に一人だけ、全てを捧げる相手』のみに使える…というらしいので何かと重いキャラである。やたらと運命の人と連呼したり…。
ユニット性能
夢の中の微笑み スリーズ(伝承英雄)
「ニフル王国のスリーズと申します。
まあ、あなた様は…
夢で私が思い焦がれたお方…」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | ブリザード(専用) |
奥義 | 氷華 |
A | 魔防の城塞3→攻撃魔防の孤軍4 |
B | 氷の封印(専用)→氷の封印・承(専用) |
C | 魔防の謀策3 |
2017年12月に風の伝承英雄で登場。なお、本編で全身が出る前に先に伝承英雄としてガチャに登場した。
専用武器「ブリザード」は敵のデバフの合計分だけダメージが増えるという、逆ブレードのような性能。
専用スキル「氷の封印」はターン開始持、自分のHPが半分以上あれば自分が守備が最も低い敵の攻撃速さ-6をかけ、ブリザードのデバフ加算効果ともかみ合う。特に「死線」持ちには相手のメリットを潰していけるので強く出られる。数少ない騎馬タイプの緑魔でブリザードと城塞で底上げした魔防を生かした戦い方を得意としている。
騎馬ユニット故にステータスは低めで速さも中途半端。物理ユニットや騎馬特攻持ちのユニットには注意。
2021年5月のアップデートで上方修正。
Aスキルが「攻撃魔防の孤軍4」になったことで、「魔防の城塞」で下げられていた攻撃が改善され、孤立で強くなるタイプに変わった。
さらに専用Bスキルが「氷の封印・承」へ。HP条件が消え、守備と魔防も加わって全ステータス-7とデバフ効果が強くなった。おまけに周囲二マスの敵には攻撃魔防-7の効果も追加された。これで武器効果がより活かしやすくなり、孤立で強くなる新たな個性を獲得した。
2021年7月のアップデートで錬成武器対象に。敵のHPが75%以上は戦闘中、敵の速さ魔防-4の効果が追加。特殊錬成効果はマーク(男)と同じ自分のHPが25%以上の時は戦闘中、敵の全ステータス-4かつ敵のデバフがかかった数値分を追加して下げる効果でデバフ効果がより活かしやすくなった。
これにより弱キャラから一転、トップクラスの火力を叩き出せるようになった。多くの敵はワンパンである。
初夢の微笑み スリーズ
「ニフル王国の第一王女、スリーズです。
新しき年の訪れに祝福を。
夢が叶う一年になりますように。」
属性 | 赤 |
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兵種 | 剣/飛行 |
武器 | 氷神刀(専用) |
奥義 | 凶星 |
A | 鬼神飛燕の一撃2 |
B | 攻め立て3 |
C | 速さの相互鼓舞 |
2019年の正月から登場した超英雄。正月にちなんで和装のうえ金鵄に乗っての登場となった。正月版の兄フリーズと兵種も属性も丸被りだがステータス傾向は全くの別物。
伝承版とステータスを比べると苦手の守備は少し改善して攻撃と速さはかなり上がったが得意の魔防は下がってしまう。
専用武器の「氷神刀」は速さ3とターン開始時に自身の周囲4マス以内の最も近い敵に全ステータス-4する効果がある。
Cスキルの速さの相互鼓舞は味方が隣接していればその味方だけでなく自分にもバフがかかる。
高速アタッカーおなじみの鬼神飛燕の一撃や、ピンチ時に安全に攻撃できる攻め立ても持っており、アタッカー向きの性能。しかし、魔防が軒並み低く、魔道に弱くなった。飛行特攻はもちろん、物理も魔法も極力受けないように。「氷神刀」のデバフ効果を生かした立ち回りをしていこう。
2022年3月のアップデートで錬成武器対象に。全ステータスが-6へと跳ね上がった。さらに自分のHPが25%以上の時は戦闘中、敵の攻撃速さ守備-4の効果が追加。特殊錬成効果は自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、さらに敵の攻撃速さ守備-4かつ敵のかかっているデバフの合計値分、攻撃に加算するブリザード効果を持ってきた。これで戦闘中でも弱らせる事が可能になり、伝承版同様に敵を弱らせると強くなる個性を得た。
なお、実装と同時に追加された外伝では持ち前の優しさを発揮してレーヴァテインと触れ合う微笑ましい場面が見られる。
夏模様の微笑み スリーズ
「ニフルの第一王女、スリーズと申します。
暑い場所は不慣れですが...
せっかくの海、楽しませて頂きますね。」
属性 | 無 |
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兵種 | 暗器/騎馬 |
武器 | 南国の果実+ |
補助 | 守備魔防の応援+ |
A | 速さ魔防の攻城戦3 |
B | 罠解除3 |
2019年6月に登場した水着の超英雄。
伝承版とステータスを比べると攻撃と速さは改善されたが魔防は下がり、元々苦手な守備が僅かだが落ちている(実装した中で一番低い)。
「南国の果実」は自分が強化を受けているとき、戦闘中、攻撃魔防+4になる。
自前のパッシブスキルは飛空城に特化しており、飛空城で運用することを前提としている。
騎馬特攻や近接武器はもちろんだがレイヴン系の魔道ユニットと弱点が増えてしまっているので立ち回りがかなり重要となっている。
余談
そのおっとりした雰囲気、それっぽい台詞、デザイン担当の前嶋重機氏のツイートからスリーズがきょうだいで一番上と考える人が多かった。
詳細(※)が判明するまでは寧ろ大多数の人がそう思っていたし、メインストーリーだけでは分からない部分だし、設定として美味しいし…と、スリーズを長女とした創作なんかは今も多い。
※…正式なきょうだい順が判明したのは第2部終了後に開催された前日譚となる「想いを集めて」イベント。
また、ニフルきょうだいの名前及び専用武器は全員北欧神話に登場する川の名前からとられているが、スリーズのみ専用武器が北欧神話由来ではない。
ちなみに、ブリザードという風魔法は『聖戦の系譜』『トラキア776』『暁の女神』で遠距離魔法として登場していた。
担当声優の茅野愛衣氏はFEシリーズのコラボタイトルである『幻影異聞録♯FE』において織部つばさの姉の役で出演していた。操作できるユニットを演じたのはスリーズが初。
デザインを担当した前嶋重機氏曰く、デザインは人魚をモチーフにしたとのこと。
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ネタバレ
以下ストーリーの重大なネタバレを含みます。
第2部第7章、スルトの手によりフィヨルムの目の前で虐殺され命を落とす。拷問にも口を割らず、フリーズ同様、健気に耐え抜いた末だった。
ようやく合流した矢先だっただけにショックを受けたプレイヤーもいる。
ガチャで登場するスリーズは恐らく異界のスリーズと思われ、後に死後に召喚されたようなユニットが登場するが、こちらはガチャの登場時期の関係上死ぬ前のスリーズだろう。台詞からして本編と同じ夢を見ていたようだ。