概要
1990年10月4日に放映開始。ゲームのクイズや対戦などが行われた30分番組で、任天堂の一社提供であった。
以降、1993年に「スーパーマリオスタジアム」(同名のゲームとは無関係)にリニューアル、1996年にニンテンドウ64発売に伴い「64マリオスタジアム」となり、2000年に「マリオスクール」と名前を変えながら10年以上続き、さらに2010年に復活放送された。
MC
加藤紀子 「クラブ」晩期から「64」初期まで。2010年の復活放送にも出演。
爆笑問題 「スタジアム」時代に登場。
あさりど 「64」時代準レギュラー。
アリtoキリギリス メジャーデビュー。
「64」時代は他にもボキャブラ芸人が多数出演していた。
「スーパーマリオクラブ」
1990年10月4日~1993年9月30日まで3年間に渡って放送された。(なお、スーパーファミコンの発売日は1990年11月21日である。)
放送時間は毎週木曜日18時~18時30分。
中でも人気を博したのが、「スーパーマリオバトル」という4人の挑戦者がクイズに挑むコーナーである。
1992年1月頃のとある回は非常に濃い個性を持つ4人の中学生が揃っていたことから、当時を知らない視聴者からも「神回」と評されている。
「スーパーマリオスタジアム」
1993年10月7日~1996年6月27日まで2年9か月間放送された。
放送時間は1994年9月29日まで木曜18時から放送されたが、1994年10月6日からは30分後の木曜18時30分に移動した。以後、「マリオスクール」終了までこの時間帯で放送される。
この頃はスーパーファミコンの中期~後期に差し掛かる辺りで、スーパーファミコンとゲームボーイを取り上げていた。
「スタジアム」初期(18時時代)では、当時のJリーグブームを反映して、PK対決も盛り込まれていたが、放送時間移動後はPK対決は廃止され、純粋なクイズ・ゲームバトルがメインとなった。
1996年6月23日にNINTENDO64が発売され、それを期に「64マリオスタジアム」へとリニューアルされる形で終了した。
「64マリオスタジアム」
1996年7月4日~2000年9月28日まで、シリーズで最も長い4年3か月間放送された。
「マリオクラブ」時代から続いたクイズバトルをメインに、この頃から人気に火が付いた『ポケットモンスター』(ポケモン)の対戦する「ポケモンリーグ」が人気を博した。
1998年3月26日を以て、「マリオクラブ」時代から5年間出演した加藤紀子が卒業。
翌週4月2日からは須藤温子と一宮里絵に交代した。
番組後期ではポケモン人気の高まりにより、クイズバトルからポケモンリーグに比重が置かれるようになる。
「マリオスクール」
制作会社が前シリーズまでのマックスコムからテレビマンユニオンに変わったため、クイズバトルが廃止されるなど番組内容が大幅に変更された。
しかし、この頃のゲーム業界はプレイステーションが大きく勢いを伸ばし、任天堂は苦戦を強いられ、更に番組の大幅リニューアルが裏目に出る形で、「マリオスクール」は僅か半年で終了する事となった。
最終回では、「マリオクラブ」時代から一貫して司会を務めた渡辺徹が、「これからもゲームを通して、いっぱい友達を作って下さい。」と語って締め括った。
その後
「マリオスクール」終了後はナポレオンズが司会を務める奇術バラエティ番組「マジック王国」が2001年4月~9月まで半年間放送。
続いてMr.マリックを司会者に迎えた「Mr.マリック魔法の時間」が2001年10月~2002年6月まで9か月間放送され、この番組を以て、11年9か月間続いた任天堂の一社提供番組は終了した。
2010年12月25日には、放送20周年を記念して、「復活!スーパーマリオクラブ」が放送。司会も当時の渡辺徹と加藤紀子が担当した。
関連タグ
ポケモン☆サンデー ある意味後継的な番組。
ヘラクロス 伝説のバトルが「スクール」時代に全国放送された。
相葉雅紀 「スタジアム」時代に一般人として出演していた。
平野綾 「スクール」時代に子役として出演していた。
マジック王国→Mr.マリック魔法の時間 「マリオスクール」の後番組として放送されたマジック系番組。これらも任天堂の一社提供だった。
ふぉうちゅんドッグす 上記2番組の後番組。
NARUTO さらにその次の番組。