概要
頭から爪先までまっすぐに伸ばした状態で地面と水平に飛行し、相手に対して頭から突っ込むというエドモンド本田を象徴する技。
相撲取りが低空とは言え飛行できる理由は全く謎であるが、始めて『ストリートファイター』シリーズの存在を知った人に対し絶大なインパクトを残す技であり、エドモンド本田を象徴する要素とも言える。
初出はエドモンド本田のデビュー作である『ストリートファイターII』。
以後も本田といえばこの技であり、毎作主力技となっている。
コマンドは←タメ→+Pと単純なため初心者にも出しやすく、スーパー頭突きと中段でしゃがみガードできないスーパー百貫落としが猛威を振るう。
ただし飛び道具に対しては無力だったり、めり込むように繰り出してしまうと反撃を受けやすかったりと弱点もある。
後発作品では出掛かりの下半身に飛び道具無敵があり地面を這う飛び道具は回避できたり、上半身に無敵があり対空に使える事もある。
非常にインパクトのある技である事から、他の作品でも頭から相手に突っ込んでいく技やルチャのダイブ技である「トペ・スイシーダ」などがこう呼ばれる事がある。
『ストリートファイター6』のワールドツアーではマスターアクションとしても使用可能、通行人やギャングに先制攻撃や崖を飛び越えるなどの奇妙な使い方がある。
また、スーパーコンボ「鬼無双」はスーパー頭突きを連続で繰り出す技であり、SUMOUの元ネタとなったMAD動画「鬼無双シリーズ」の元ネタである。
(現実の大相撲で前のめりに倒れこんでスーパー頭突きのような姿勢になってる場面を編集して、決まり手を「鬼無双」としたことが発祥)
通称「ドスコイ」
この技は発動時に「ドスコイ」という掛け声を発することから、しばしば「ドスコイ」の通称で呼ばれる。再登板作品『ZERO3』からは、弱中強で掛け声が変化するようになり、強版では「ドーースコーーイ!!」と長くなった。
ちなみに技名を叫ぶのは意外にも『ストⅤ』のEX版スーパー頭突きにおいて「スーパー頭突きじゃい!!」と発するのが唯一。
「ドスコイ」そのものは相撲甚句での掛け声「ハァー、ドスコイ、ドスコイ」から来ている。