「わかった。私はあなたの言葉を信じる。」
概要
「あっ!今朝のチンピラ!」
「おい、待て!誰がチンピラだ!」
白猫プロジェクトのイベント、茶熊学園2017にて登場した、包帯を巻いた新入生セイヤ、首席新入生ティナの二人のカップリング。
茶熊学園2017の入学初日、不良二人組に絡まれていたティナを助けようとしたセイヤ。しかし彼のホーリーザナイトとしての使命にグダついた場で、ティナが不良たちとセイヤがグルであると勘違いし、ゴチンと行った。なお、セイヤはこの一撃で星になった結果、茶熊学園のグラウンドまで飛んでいる。
その後、クラスでの初顔合わせにて、再会。
セイヤ自身は、自分がか弱い女子に吹っ飛ばされたことを理解できず、再び自分を殴るよう頼んだが、結果は同じで、格の違いを自覚。その後は彼女を「ガサツ」と度々茶化しながらも、その力、強さを素直に認め、親交を深めていく。
ティナも、最初はソウマの呼び出しや反省文に応じないセイヤへのイメージは悪い方だったが、どこか憎めない彼の人となりに触れ、デリカシーのないバカと評しながらも、後述の様に、信頼を寄せ始める。
ちなみに、セイヤをぶっ飛ばしたことについてはきちんと謝罪済。
基本的にはティナ>>>>>>セイヤのパワーバランスであり、凡人×超人の組み合わせである。
普段から礼儀正しいティナにとって、呼び捨てにする男子は、セイヤだけである。
※以下、茶熊2017のイベント内容のネタバレを含みます
学園の新入生歓迎パーティの中止を求める脅迫文の送り主、「冥翼のファンタズマ」を暴くべく、調査に乗り出したタラコ組。
しかし調査を続ける中で、同時期に危険視され、手紙の送り主であった嫉妬ロボの搭乗者がセイヤだと判明。(実際は開発者の亡霊に訳も分からぬまま憑依され、暴走していただけだったのだが。)
彼を止めたのは、やはりティナのげんこつだった。
ティナ「よくわかんないけど、セイヤ、ごめんね…」
「見ろ、この細腕を___」
「ダチを正気に戻す腕だぁぁぁっ!」
その後、一連の事件の容疑者としてセイヤが監禁された時は、クラス全体がにぎやかさを失ってしまった。
そして、レインたち男子がセイヤを連れ出した時も、生徒会の立場にもかかわらず、タラコ組女子たちとともに彼の無実を晴らすために遺跡へ向かう。
その際の彼ら二人のやり取りは、セイティナ界隈にとって、屈指の名シーンとなっている。
ティナ「だから、最後にもう一度だけ聞くね。」
「本当に、何も知らないの?」
セイヤ「ああ、知らない。本当だ。」
ティナ「わかった。私はあなたの言葉を信じる。」
最初のころは信じていなかったティナにとって、セイヤは、「ダチ」として、信用に値する人間となっていた。
※以下、茶熊版ティナの思い出のネタバレを含みます
茶熊2017イベント内ではティナ自身の口から、「セイヤのことなんてなんとも思ってないけど?」という発言が飛び出しているものの、彼女の思い出では一番がっつりと絡んでいる。
セイヤは生徒会の職務をなかなか上手くこなせないティナから、相談を受けていた。(なお、セイヤ自身は以前の学校で生徒会長を務めており、相談相手としては最適任)
そんな中、セイヤは彼女が「細かい仕事が苦手」ということを指摘。今までトラブルと言えばチンピラとのトラブルが多く、それらを鉄拳制裁で解決するのが多かった彼女の不得意な分野を的確に見抜いた。
「ガサツ」ということにショックを受けた彼女の図星を突くように「ガサツ」という言葉を使ったセイヤは、吹っ飛ばされてしまう。
星になりながらも、彼女が変わる決定的なきっかけとなった。
その後、主人公たちとも交流し、少しずつ直していけばいいことを学んだティナ。
その後も少しずつ日々の仕事がうまくいくようになり始める。
疲れたある日、「無理すんなって。ティナにゃ向いてねーぞ多分」と茶化すセイヤに、
「いつか、急に化ける可能性もあるじゃん。」と答えた。
セイヤ「…確かに。それまで足手まといだったヤツが土壇場で覚醒するってのもめっちゃ熱い展開だな。」
「お前、わかってんじゃねーか!」
ティナ「誰が足手まといだー!」
「今褒めたろー!?」と突っ込みながら星になるセイヤ。本イベントを通せば嫉妬ロボ搭乗中も含め計7回と、一度のイベントで吹っ飛ばされた回数ではヴィンセントを上回る。
だが、その突っ込みに対してティナは、満面の笑顔で返した。
「ふふ、わかってるよ。ありがとう♪」
カップリングとして
本ゲームではネモノアのように、公式が最大手のカップリングがいくつか存在するが、セイティナは茶熊2017以来これといった明確な二人きりの絡みが無く、セイティナファンは総じて、公式からの供給が少ない状態にある。
では全くもって、関連要素が無いのかというと、意外とそうでもなく、
・新春茶熊2020では、ほとんどの生徒たちが倒れたシーンでマップ上の彼ら二人は向かい合うようにして倒れ、ティナはセイヤの方に手を伸ばし、かすかに動いている
・バレンタイン2020版ティナでは、衣装がセイヤと同じく上着を肩から羽織るスタイルで、編成時のボイスが一致
セイヤ「任せな」 ティナ「まっかせて!」
・6周年版ティナの思い出では、タラコ組の皆を思い出すシーンで真ん中にセイヤを配置
・パラメータ調整後、セイヤと茶熊版ティナの両者ともオートスキル3がチャージ時スキル強化1000%となった(当時からそもそも強かったティナの方はともかく、ヒーロータイプの宿命で弱かったセイヤはバリアや専用武器、各種スキル強化で実装当時のガチャキャラすらも上回りかねない性能となり、グラプロでもかなり活躍できるようになった。文字通り足手まといが化けた)
・キングスクラウンFinale版ではティナの武器スキルのエフェクトがセイヤのアクションスキル2に酷似している上、編成時のセリフが一緒
ティナ「任せて!」
・トライドル3ではティナが大剣で登場。地面にたたきつけた拳から衝撃波を出すスキル2はフリックキャンセルが可能とはいえモーションがセイヤの武器スキルと非常に似ており、バフを考慮しなければ両者ともオートスキルで通常攻撃のダメージ+500%
・その後、パラメータ調整によりトライドル2版ティナも通常攻撃のダメージ+500%となった
・聖シャインイベントでのセイヤのセリフに「隠された力が覚醒するまであがき続けるしかないのさ」と、茶熊ティナの上記の思い出を踏襲したともとれる言葉
・聖シャインイベントの「神なる武器を求めて」ではトライアルのおすすめキャラにガチャキャラのシェリル、ルウシェに加え、NPCだったルーファス、セイヤ、アシュレイもいる中、キングスクラウンFinale版のティナも抜擢される
・白猫フェス2024のグッズ、トレーディングコレクショントランプカードにて二人ともダイヤ(セイヤは7、ティナはK)
など、二人を推している人にとっては思わず笑顔になってしまうような描写が存在する。
なお、新春茶熊2020版のウェルナーの思い出は必見。
二人とも茶熊学園自体は卒業したが、タラコ組はクラス仲がすこぶる良好であり、卒業前も全員でピクニックに行っていた等、直接物語では語られずとも強いつながりが続いていることが窺える。
セイヤはルーファスやシェリルのもとで営業として様々な島に渡りつつ、冒険家業も続けているため、このすばコラボのように外部出演等で思わぬ再会がある…かもしれない。(このコラボでセイヤはオスクロルと卒業後に再会している)
なお、茶熊学園2020年秋からは、校友の生徒達が茶熊の臨時教師になることが判明したため、少なくとも茶熊での再会が確定。
今後公式からの供給に期待されたし。
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身長差・・・22㎝