セバスチャン(遊戯王SEVENS)
せばすちゃん
CV:多田野曜平
ネイルの持つゴーハ社製のAI搭載の最高級マッサージチェア「マッサージ玉座」で、セツリの庭の第3の刺客として遊我達の前に現れる。
ネイルの執事的な存在で性格も紳士的、彼の事を「自分に座るのに相応しい者」と認めている程彼に対して忠実。
さらに自身の椅子としてのプライドも高く、自らを「玉座」と言う。
「ワタクシに感情は必要ございません」と自らの心を否定しているが為に、思いもよらぬ事が起きると人工知能にバグが生じて暴走し、荒々しい性格になる。
椅子が人類にとって素晴らしいものだと豪語しており、現在サドルに自我が移っているカイゾーを「カス」「出来損ないの椅子」と見下している。
遊我達を自分の部下?のマッサージチェアを使ってデュエルの場へ誘う。
完膚なきまで打ち負かす事で心を折り、ネイルと遊我達の格の違いを思い知らせようとしていた。
遊我の攻撃を誘う事で自らの必勝パターンに持ち込み、切り札の玉座と冥王による4000ダメージのワンショットキルを狙った。
だが罠カードにより攻撃を阻まれた事でワンショットキルが不発に終わった事で、自らの自我の均衡が崩れて暴走。
反撃されまいと玉座への攻撃を封じ、更にカイゾーをカードの効果のソリッドビジョンの一部として取り込み遊我を惑わす。
だがカイゾーとの絆を見せた遊我により見破られ不発に終わった。(この時、遊我は一切動揺せずに一発で見破った)
最後は水のロード・マジックで玉座を撤去され、自らが肥やした墓地によってフルパワーとなったセブンスロード・マジシャンのダイレクトアタックを受けて敗北。
予測を超えた展開とダイレクトアタックによる敗北のショックが重なり自我が崩壊、初期化状態となった。
その後、やや不安定ながら修復されたセバスチャンはネイルの側にはいられなくなったと自ら粗大ゴミとなる決意をするが、ネイル自身から必要なのは新しい椅子ではなく、セバスチャン自身であると告げられ、彼の元に残った。
その時ノイズが無くなり、流す筈の無い涙を流すのだった。
ネイルが遊我とのデュエルに負けた後も彼を見限る事無く仕えており、ネイルからの指示で教員免許を取得してラッシュデュエルクラブの顧問となった。(相変わらずカイゾーの事は見下している)
顧問になってからはカイゾーと険悪な仲だったり仲直りしたり、なんやかんや強敵と書いて友と呼ぶような仲に。
権力にすごく弱いのかゴーハ第6小学校の六葉アサナに媚びようとしていたが、彼女がAIロボ嫌いだったのであしらわれ、遊我達が強制入学させられてからは使用禁止にされがんじがらめにされた。
その後、遊我に依頼されカイゾーと共にネイルのもとに脱走。脱走中にフィンガー地下子に追いつかれ、自らが囮になることでカイゾーをネイルのもとに逃し、デュエルの敗北で大ダメージを負って機能を停止してしまった・・・。
と思われたが、ネイルによって修理されたため元の状態に戻っている。
ゴーハ兄弟の戦いではネイル同様中立を貫いていたが、ゴーハの権利を独占しようとするゴーハ・ユウオウにより社長権限で高圧的な性格へと変えられてしまい、ネイルが遊我達と戦うことになるが…
アサナの絆の勝利により、敗北したネイルはゴーハの管理職を自ら辞退することを告げる。
しかし、社長権限でセバスチャンは残ることになるが…
セバスチャン「イヤだ!イヤだ!ネイル様と一緒に…」
社長権限に抵抗して、ネイルについていこうとセバスチャンは自身の電源を抜いてしまう。
それは玉座であるという「誇り」を捨ててでも、大切な人の側にいたいという偽りなき思いがあるということである。
動かなくなったセバスチャンの行動は、自らの退路を絶ったつもりでいたネイルに悲しみと新たな道を与えたのだった。
その後遊我によって修理され、ネイルと共にうまい食堂の一室で生活している。
椅子をモチーフにした攻撃力0のモンスターを主に使う。
更にモンスターのレベルや墓地のカードの数に応じた効果を持つカードを多用する。
また、攻撃力0を活かしたカード効果を用いる為、簡単に疑似ダイレクトアタックが出来ると考えると痛い目を見る。
エースモンスターは「暗黒の玉座(スローン・オブ・ダークネス)」とその効果で呼び出される「イスの冥王ダユー」、イスの鏡王ダユー・エイビス。
冥王が玉座に座る時、放たれた業火が仇為す者を焼き尽くす。
また、ダユーを手札に戻して玉座への攻撃を防ぐ罠カードを活用すれば、相手ターンをしのいで再びダユーを呼び出す事が出来る。
ダユー・エイビスは墓地にいる攻撃力0のモンスターをデッキに戻し、戻した数だけ対象モンスターの攻撃力をダウンさせ、更に自身の攻撃力をアップさせる強力なカード。