概要
8人の審判天使、あるいはメルカバーの王子の1人として職務を担うセラフィムの長の1人であり、『第三エノク書』によると、巨大で輝かしく、七つの天に等しい背丈を持ち、戦士の様な顔に、鷲のような体を持つ天使だとされ、稲妻と明けの明星の光に似て美しいといわれている。
またセラフィエルはセラフィムの最高位、イェホエルとメタトロンのすぐ下を占めており、セラフィムの長として、彼らを監督し、神の賛美を謳う為の歌を教える立場におり、魔術の伝承では、火曜日と水曜日の支配者の1人で、北方より呼び出されるという。
尚、教派や聖典によっては七大天使に数えられることもあるとされている。