セルカ(グラブル)
せるか
CV:渡辺明乃
メインシナリオ第131章にて登場する、気弱な印象の少女。
主人公一行が「新島ユートピア」内を散策しているところ、迷子になった様子のセルカと出会い、待ち合わせをしているという彼女を目的地まで送り届けることになる。
実はイスタバイオン王国の支配に対抗するレジスタンス「蒼の解放戦線」のメンバーの一人であり、一行を真王の宮殿から離脱させたレホスの双子の妹である。
(メインシナリオ『星の旅人編-嘘つき達のサーカス-』のネタバレが含まれます)
その正体は、娯楽の島「リバタリア島」の副王アマールの実の娘。
そして、新島ユートピアからの脱出以後、「蒼の解放戦線」の一人として一行をサポートし続けたレホスその人である。
本物のレホスは出生時点で死亡しており、セルカは魂だけになった彼に自分の体を貸すことで、「レホス」という少年が実在の人物として生きることを可能にしていた。
フィロス教導学校では完全にレホスに体を明け渡し、セルカ本人として表に出ることはほとんど無かった。その為、体はセルカのものであるにもかかわらず、周囲は「セルカ」という存在を認知してすらいなかった。
しかしマグメル島から落下した際、レホスの魂はセルカの人生を想って別れを告げ、彼女の体から去る。セルカは兄の喪失に耐えられず、「蒼の解放戦線」に救助された後も「レホス」という仮面を被り兄を演じ続けていた。
つまり主人公一行が出会い共に行動したレホスは、全てセルカが演じたものである。演者であるセルカの認識が混ざっているため、亡くなった本物のレホスとは少し違った性格になっている。
元々双子として生を受けてはいるが、作中で登場するレホスとセルカはそもそも同一人物であるため、必然的に同じ顔である。しかし人格を反映してか装いはほぼ別人となっている。
レホスとしてふるまう際は、前髪を上げて後ろ髪をまとめ、溌剌とした少年の姿になる。何故か耳も(若干垂れ気味ではあるが)立っている。
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