ソーマ家
そーまけ
女性関係について
国王の座を丸投げされ、エルフリーデン王国国王代理となった時にリーシアと婚約する。
その頃はそもそも一夫多妻が認められている国家だと気づいていなかったため戸惑っていたが、リーシアの説得で、1週間戦争後にアイーシャやジュナと婚約する。
その後アミドニア公国併合時にロロアと、星竜連峰の問題解決時にナデンと婚約する。
文庫版10巻時点で正式にフリードニア王国国王となり、それを気に婚約した5人の女性と結婚している。
「現実主義勇者の帝国建立記」でユリガや盟友であるマリアとも結婚し、嫁7人となる。
特徴として最初に何かしらの思惑で引き合わされたり引き合ったりして、そこから恋愛関係に発展した「仕組まれた恋」であることが特徴。しかし今では本心から相思相愛。あと7人中4人が武闘派であり、ソーマより普通に強い。
ちなみにエルフリーデン王国は何代か前の情熱的な王様が「愛するものを妾などと呼びたくない」とごねた結果、高貴な血筋じゃないと成れない代わりに子供に王位継承権が存在する正妃と、その気になれば娼婦だろうと奴隷だろうと成れるが子供に王位継承権がない側妃の二種類に分けられている。
ちなみにリーシアはこの世界の暦で一週間が八日であることから「自分含めて八人までなら許す」と告げており、作者であるどぜう丸氏が意図したものではないがフラグに近いのではないかという読者も複数人存在。web版において二名追加されたことから、八人目が出るのではないかという予想が立てられている。
嫁・子
第一正妃。先代国王であるアルベルトの実の娘。
当初は名前も知らないうちに婚約させられるが、その後そばで見ていくうちに本心から添い遂げる。
結婚式前に双子を妊娠して出産したり、ナデンを見定めるために試したりなど、正妻の貫禄十分。
士官学校を卒業して陸軍で活動していた時期もあり、普通にソーマより強い。
当人もそのあたりの意識が強いのか、身体機能の低下を避けて、双子の出産にもかかわらず帝王切開を断ったほど。
第一正妃だと正妃・側妃を束ねる立場なので、ナデンやマリアのように新たな婚約者を迎える際はリーシアの意見を聞く。
シアン・エルフリーデン
リーシアとソーマの息子。カズハとは双子。長男(長子)。
大陸暦1547年12月21日に誕生。
カズハ・エルフリーデン
リーシアとソーマの娘。シアンとは双子。長女。
大陸暦1547年12月21日に誕生。
嫁
第二正妃。神護の森に住まうダークエルフで、貴族的立ち位置なのでこの立場に。
大剣を使った白兵戦闘なら王国内でも最強クラス。
もともと人材集めの時に護衛として仕えていたこともあり、
婚約発表後も護衛として動いており何名か頭を抱えさせた。
嫁・子
第一側妃。海軍を司る三公であるエクセルの孫娘だが、立ち位置的には平民であるため側妃となる。
海兵隊所属でもあり地味に戦闘能力が高い。
トップアイドル的立場だったこともあり、婚約発表はいろいろ遅れたりしていた。
エンジュ・ソーマ
ジュナとソーマの娘。次女。
大陸暦1550年1月に誕生。
カイト・ソーマ
ジュナとソーマの息子。3男。
ジュナに印象深い「海」のイメージから名付けた。
大陸暦1550年8月~1552年の間に誕生。
嫁・子
第三正妃。エルフリーデン憎しを国是とする隣国アミドニア公国の王族でありながら、そんなことどうでもいいといわんばかりに国家乗っ取らせを目論んでしっかり達成。
あらゆる意味でソーマにとって欲しい人材になったことで輿入れに成功。
もとから彼のことを気に入っていたが、その後本格的に恋愛感情を持つ。
唯一完全文官だが、その分金儲けなどの分野においてはフリードニア王国でも最高格。
レオン・アミドニア
ロロアとソーマの息子。次男。
大陸暦1550年2月~7月の間に誕生。
嫁
第二側妃。星竜連峰に住まうただ一人の「龍」。
星竜連峰の窮地を救うために呼ばれたソーマと出会わされ、
竜騎士としての契約(事実上の婚約)を結ぶ。
龍として圧倒的な戦闘能力を発揮する、フリードニア王国最強戦力の一角。
ただし契約相手であるソーマの戦闘能力がそこまで高くないため、総合的な能力では同時に契約を結んだハルバート・ルビィペアには劣る。
嫁
第四正妃。天人族。トモエたちの友人でもある、ハーン大虎王国の王であるフウガ・ハーンの妹。
ソーマに対する牽制だけでなく、自分が乱世の統一には向いていても平時の統治に向いてないと
判断しているフウガが平穏に大虎王国とフリードニア王国を統一させることを踏まえ、
帝国との戦争にソーマを介入させないための一手も兼ね、
ユリガの手紙を見て王国との戦争も避けるといういくつもの思惑を持って要請された婚約。
……が、自身の立場から政略結婚が免れないことを踏まえていたユリガ自身が、
自分の将来を考えてリーシア達の協力まで仰いでそういう方向に誘導していたことが後ほど発覚。
web版読者側はトモエやイチハとの三角関係を想像していたものが割と多く、全方位の予想を裏切る展開となった。
ちなみにその特殊な婚約事情もあり、婚約後の夜のお勤め的なものは当面せず、中を深めるためのお茶会などをしている段階にとどまっている。
嫁
第三側妃。グラン・ケイオス帝国の女皇であり、帝国の聖女とも呼ばれていた生粋の傑物。
1週間戦争後以降から、ソーマとは盟友の関係だった。その為、ナデンやユリガよりも付き合いは長い。
人類宣言の不備を逆手に取った大虎王国への乗っ取らせを行うとともに、残った元帝国たるユーフォリア王国の安全確保という口約束をソーマが完遂後、敗戦の責任を負う形で妹ジャンヌに国王の座を譲り、束縛されたくないという理由で側妃に収まる。
今までえこひいきができなかった反動もあって非常にアクティブに国内を飛び回っており、亭主元気で留守がいいの逆状態。ソーマ達もマリアの苦労や国民に対する献身を知っているため、当面好きにさせる方針を勧めている。