ゾーラ(FEif)
ぞーら
CV:いずみ尚
暗夜王ガロンの臣下。クラスはダークマージ、またはソーサラー。
どのルートでもイズモ公王イザナを監禁して幻術で成り替わり、白夜の王族を捕らえようと目論んでいた。
しかしこのやり口は味方であるはずの暗夜の王子達にさえ「卑怯」と快く思われていない。
「お久しぶりでございますね!」と挨拶してくるので、本編開始前のカムイとも面識があると見られるが、いつからイズモ公国にいたのかは不明。
白夜ルートではカムイとサクラを「治療」と称して別室へ連れ込み、配下の兵に討たせようとするが、イザナが偽物だと見透かして兵に紛れ込んでいたヒノカによって二人の脱出を許してしまい、戦闘の末に敗れる。ちなみにバレた理由は「王にしては軽すぎるから」だったのだが、本物のイザナもノリが軽かったためヒノカ達は驚愕している。
完璧にモノマネしたせいで見破られた人物というのはそうそういるまい。
その後レオンに失敗を咎められて始末されそうになるがカムイに助けられる。暗夜の王族にまで疎まれて行き場が無くなったゾーラはカムイ達に同行を許され、恩に報いるため船上で謎の男に襲われたタクミを庇うなど活躍する。
しかし案の定これは暗夜王国の密偵としてガロン王に命じられた同行であり、アミュージアでのガロン暗殺計画を事前に通報し、カムイ達を窮地に陥れる。
だがこの際に「命の恩人であるカムイだけは助けてくれ」と嘆願したために内通を疑われ、ガロンに切り捨てられた。ゾーラを疑っていたタクミも、「命を救ってくれたのは事実」と、この惨い最期には憤りを露わにした。
暗夜ルートでは公国の中立な立場を利用して白夜と暗夜の王族による会食を実現、それに乗じて白夜兄妹全員の捕縛に成功するが、この卑怯な作戦に憤ったマークスら暗夜軍はあろう事かゾーラ隊を蹴散らし白夜兄妹を解放、ゾーラは「暗夜の恥さらし」としてレオンにより処刑された。
透魔ルートでは「炎の紋章」の手がかりを求めて来たカムイ一行と出会うが、ゾーラの人となりを熟知していたギュンターにあっさり見破られ、かくなる上はと戦闘を挑むが敗れる。
カムイ達を足止めすべくサクラを人質にした直後、白夜ルートと似たシチュエーションでレオンに抹殺された。
どのルートのゾーラも死亡するが、白夜編以外レオンに処刑される(なお白夜編でもレオンは彼を処刑しようとしたが未遂に終わる)。