タカアシ鎧蜘蛛
たかあしよろいぐも
ストーンファング坑道に巣くう蜘蛛のようなデーモン。
小さな蜘蛛の群れが地下に張り巡らせた巨大な巣から人々が想像した「蜘蛛の王」の姿を、原生デーモンが模倣して誕生した存在とされる。
先述の通り基本的には蜘蛛に似た形態を持つものの、一般的な節足動物とは異なり縦に開く顎を持つほか、口の中には鋭い牙が生えている。また、胴体の中央から蠍のような鋏腕が一本だけ生えている点も特徴的である。名前通り全身は鎧のように固く尖った外殻に覆われており、頭部などの急所以外には全くダメージが通らない。
坑道奥の広場のような空間に営巣しており、歩脚を杭のように突き刺してその場に根付いている。身体は殆ど動かさないものの、接近する敵には粘着質の糸を吐きつけて動きを封じ、そこに高威力の溶岩弾を発射して焼き殺す戦術を得意としている。更に相手が接近すると槍のように鋭い触肢で払いのけたり、叩きつける攻撃で排除を試みるほか、口から猛烈な火炎を噴き出し始めることもある。
糸は盾受けしても移動力低下、ローリング不能の状態異常に陥るうえ、触肢による打撃もスタミナ削りが激しいので回避主体の戦術を求められる。坑道内では壁際に寄って糸や溶岩弾を防ぎつつ接近、広場では払いのけ攻撃をタイミングよく回避し、鋏腕を狙って攻撃すると効率よく戦える。もがくような動作と共に口元が光り始めると火炎放射の前兆なので、坑道入口まで撤退しなければならない。若干卑怯だが、坑道入口で壁に寄っていれば殆どの攻撃を封じられるため、大量の矢を持ち込んで弓矢で射殺す戦術を取る者もいる。
また、広場内の蜘蛛の巣は単なる背景ではなく、これに触れても糸に当たったときと同じ状態異常に陥るので注意しなくてはならない。
撃破すると「硬質のデモンズソウル」をドロップする。
溶岩弓
弓系の武器を「硬質のデモンズソウル」で強化すると得られる武器。
蜘蛛の節足のような幹を持つ長弓で、発射した矢に炎属性を付与する特性を持つ。当たった相手は炎属性やられで大きくひるむので、追撃が容易になる。