概要
ストーンファング坑道の最深部に潜む『デーモンの長』の一体。
名前の通り、ストーンファングの古代人が信仰していた竜神の似姿であり、巨大な身体と翼、黄色に光る四対の眼球を持つドラゴンのような姿をしている。
攻撃手段は巨大な両腕から繰り出される鉄拳と、口から吐き出す火炎ブレス。
ゲーム中ではOPムービーで初登場。
ボーレタリア王城の城壁上で戦う主人公や青ファントムたちの前に、突如として竜の神が立ちはだかり、咆哮を上げるという絶望的な状況でムービーは幕を閉じる。
また、チュートリアルステージである『楔の神殿への道』にも登場。
実質負けイベントである拡散の尖兵との戦いに勝利したプレイヤーは、要石からストーンファング坑道最深部の古代遺跡へと転送され、今度は強制ムービーで為す術もなく撲殺される。
このように本作の看板モンスターと呼べる存在であり、多くのプレイヤーはゲーム中屈指の強敵、激戦になるだろうと想像していたのだが……
攻略
霧を越えてボス部屋に侵入すると、マグマから半身を出して遺跡内を監視している。竜の神はプレイヤーを見つけると眼球が赤くなり、しばらく経つと即死級の威力を持つ鉄拳を放ってくるため、プレイヤーは遺跡の柱などに身を隠し、壊れた柱を攻撃で除去しながら前進していく(鉄拳を誘発して破壊させる手もある)。
ボス部屋右端に辿り着くと、古代人が遺した巨大なバリスタが設置されている為、これを起動すればダメージを与えることが出来る。すると竜の神が暴れてボス部屋下層への道が開通。ボス部屋左端に設置されたもう一つのバリスタへの道が拓けるので、上層と同様に隠れながら前進し、今度は口から吐き出す火炎ブレスを避けつつバリスタを起動する。
二発の矢に貫かれた竜の神は動けなくなってボス部屋中央で項垂れるため、口から漏らす炎の吐息に注意しながら、弱点の顎先を攻撃すればトドメを刺す事が出来る。
このように殆ど隠密行動とステージギミックのみで決着がついてしまう為、プレイヤーからは意外と呆気なく倒せてしまったという印象を持たれることが多い。
撃破すると「竜のデモンズソウル」をドロップする。
これは魔法「炎の嵐」か「火の玉」、あるいは奇跡「神の怒り」と交換できる。
関連装備
竜骨砕き
刃のない、叩き潰すための分厚い鉄塊のような剣。
ストーンファングの古代人が竜に対抗するために作った武器であり、凄まじい攻撃力を誇るうえに装備すると炎耐性が得られる。しかし、それと引き換えに重量が重すぎるため鍛冶師たちの間では「剣とは到底呼べぬ鈍」として笑い話の種になっているという。
ボス部屋入り口付近に突き刺さっているが、ストーンファング坑道のエリア傾向を最白にしなければ入手できないので、オンラインサポートが終了したPS3版では入手困難な武器の一つである(一応、ノーミスで周回プレイを行えば入手可能)。
元ネタは某ダークファンタジー漫画の武器と思われる。