概要
ダイアナ・ロス(Diana Ross、Diane Ernestine Earle Ross、1944年3月26日 - )
ミシガン州デトロイト出身。ハイスクール時代の1959年に、女性4人組のコーラス・グループ、プライメッツを結成。プライメッツは、1961年にモータウンと契約、3人組となってザ・スプリームスとしてデビューした。
ダイアナは、ザ・スプリームスのリードシンガーとして「恋はあせらず」、「愛はどこへ行ったの」、「ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ」、「キープ・ミー・ハンギン・オン」など、数々のヒット曲を放ち、スターの仲間入りを果たした。
ヒット曲の多くは、モータウンの看板作曲家チームのホーランド=ドジャー=ホーランドの作品である。元々、ダイアナ一人が目立っていたザ・スプリームスだったが、1967年にはメンバーチェンジを機に、ダイアナ・ロス&ザ・スプリームスと正式にグループ名が変わった。
ザ・スプリームスの人気が一段落した1970年に、ダイアナはグループを脱退。ソロ歌手として活動を始める。
1971年、ビリー・ホリデイの伝記映画『ビリー・ホリディ物語/奇妙な果実』に主演として起用され映画女優デビューした。
1981年、元コモドアーズのシンガーソングライターであるライオネル・リッチーと映画『エンドレス・ラブ』のテーマ曲をコラボレートした。テーマ曲「エンドレス・ラブ」はアカデミー賞主題歌賞にノミネートされ、モータウン・レコード最後のヒット曲となった。