ダンタリアン(牙狼)

だんたりあん

特撮作品『牙狼』(1期)に登場する怪人・ホラーの一体。

目次 [非表示]

「ルール違反ですよねぇ。あなたは私とのゲームに負けたんですよ」

「伝説の黄金騎士と戦えるなんて、光栄です」

登場話:第11話「遊戯」

声/演: 濱野雅嗣/川平慈英

概要

ゲーム好きなホラーで、黄色いスーツの胡散臭い男性・椚礼次郎に憑依している。人間に理不尽なギャンブルを仕掛け、負けた相手の魂をコレクションとして抜き取り、魂の抜けた肉体を「極上」と称して喰らう。

(その際相手の体から抜き取った、クワガタムシが刻印されたコインを齧り、それに呼応して捕食対象の肉体も齧られるように消滅するという演出がなされる。)

悪趣味なテーマパークのような異空間を創りだし、戦闘では大量のコインを飛ばして攻撃するが、戦闘力は低く、本人曰く「力任せで戦うのは私の美学に反する」主義。

カオルをコイン当てゲームで陥れて彼女の魂をコインに封じた後、後を追って駆け付けた鋼牙を異空間に招き、カオルと鋼牙の魂を懸けたゲームを行う。

21gあるカオルの魂を3つに分け、各ステージにて、なぞなぞ、足場になるパネルを見極めて移動するゲーム、コイン当てを行うも全て攻略され、約束も己の美学も反故にして怪人態を顕わして戦闘する。コイン飛ばしで鋼牙を吹き飛ばすなどそこそこ善戦するが、最後はすれ違い様に牙狼に両断され敗北。

しかし尚も足掻き、首だけになって「無数あるカオルの肉体の中から本物を当てろ、チャンスは3回まで」と「最後のゲーム」の存在を告げて消滅。

しかし鋼牙に1度で当てられ(触れると砕け散るハズレに1度触ってしまったため、正式には2度目が妥当か)、悪あがきも徒労に終わった。

名前の由来は悪魔の一種「ダンタリアン」で、モチーフはコインとクワガタムシ。

デザイナーが同一のため、同じ昆虫モチーフの人型怪人ということもあってその姿はワームを彷彿とさせる。

デザイン画では紫色の体色で描かれているが、本編では特殊空間で色が反転されたのか、緑色になっている。