概要
ニンジャスレイヤー第四部「エイジ・オブ・マッポーカリプス」シーズン4「カリュドーンの獣」における敵組織。
ニンジャ大戦に際し、カツ・ワンソーの派閥に属した神話時代のリアルニンジャがその前身である。
当然ながら現代では既にこの世の者ではなく、キンカク・テンプルに座していたが、第2部「キョート殺伐都市」におけるロード・オブ・ザイバツによるキンカク解放、第3部「不滅のニンジャソウル」におけるアガメムノンの「再定義」の余波を受けて現代に復活。
かくしてこの世に舞い戻ったワンソーの信奉者たちが立ち上げた組織こそがダークカラテエンパイアである。
組織構成
「神祖」たるワンソーを頂点とし、その信奉者たるリアルニンジャ達とそれらの配下で構成されている。
現在でもワンソーのいない空の玉座をいただいており、その目的は世界を併呑し、ワンソーをこの世に呼び戻し再び玉座に迎えることで、かつてのニンジャ大戦の時代を呼び起こすこと……即ち、ニンジャがこの世を支配していた古の時代の復古である。
構成員のほとんどが神話のリアルニンジャとその配下というだけあって、個々の戦闘力はカラテ・ジツともソウカイヤやザイバツ、アマクダリが比較にならない程高い。ニンジャスレイヤーがマスラダ・カイに代替わりし、フジキドもいくらか弱体化したとは言え、それを換算しても強敵の集団である。
ただし、過去の敵組織と異なり、構成員同士の連携については最悪を通り越して壊滅の一言。
幹部のリアルニンジャそれぞれが領土を有しているのだが、ワンソー在りし頃から頻繁に領土争いを繰り返していたらしく、現在でも互いに謀略を巡らせて出し抜きを図っている。このため、厳密にいうと組織というよりも、旧ワンソー派ニンジャの連絡会と言った方が正しい。
ワンソーを崇拝し、その玉座を戴くことは全員が一致しているのだが、不在のワンソーに代わり組織を取りまとめるナンバーツー、つまり摂政の地位を全員が狙っている。
メンバーのリアルニンジャの中にはサツガイが引き起こした「ヒャッキ・ヤギョ」によって近年復活した者もおり、古参メンバーからは見下される傾向がある。
第4部において
摂政の地位を巡り、二代目ニンジャスレイヤーを獲物とした狩りの儀式「ストラグル・オブ・カリュドーン」をセトの主催により行うことになる。
これは、ニンジャたちそれぞれが自身の「代理戦士」となるニンジャを「狩人」として送り込み、ニンジャスレイヤーを討ち取った狩人の主が次なる宰相となる、というものである。
組織のニンジャはあまりに強大過ぎて、直接激突すれば都市が灰燼と化すため、無用の面倒を省きつつも娯楽も兼ねてこのような儀式が催されている。
参加したのはセト、アイアンコブラ、ヴァイン、オモイ・ニンジャ、ケイトー・ニンジャ、ケイムショ、シャン・ロアの7人。
ただしヴァインのみアヴァリスに傅いており、主客逆転を起こしている。
しかし儀式は思ったように進まず、ニンジャスレイヤーとその協力者による反撃で狩人は次々と倒され(相応の激戦ではあったが)、さらにサツバツナイトことフジキド一派の介入に加えて儀式参加者が他を出し抜こうとするあまりイカサマが横行。
最終的には狩人が全員ニンジャスレイヤーに倒された上、儀式の参加者もセトとヴァインは死亡、オモイ・ニンジャは自我を消し去られ、ケイムショはヒラグモ爆弾で大損害を負い、アイアンコブラとシャン・ロアは狩人を失う、と全員が大損をする結果に終わっている。