カードテキスト
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻2000/守 800
このカードは1000ライフポイント払わなければ攻撃できない。
概要
ホーリー・エルフと瓜二つな容姿の魔法使い族モンスター。しかしホーリー・エルフと異なり、守備よりも攻撃向きなステータスを持つ効果モンスターである。なお、イラストが酷似している事以外で両者に何らかの関係性があるのかは不明。
レベル4にして初めて攻撃力2000の大台に乗ったモンスター(しかしこのカードの登場から2ヶ月もしないうちに地雷蜘蛛がOCG化され、「レベル4以下最強の攻撃力」という称号はあっさり剥奪された)。当時は猛威を振るっていたヂェミナイ・エルフに正面から対抗できる数少ないモンスターであった。しかし攻撃を仕掛けようとするたびにライフを失うため、基本的には攻撃表示のままフィールドに居座って相手を牽制し、厄介なモンスターが出てきた時、もしくは絶対的なチャンスが巡ってきた時のみ攻撃に参加するという形で運用されることが多かった。現在ではスキルドレインなどと併用することでガンガン攻め込んでいく戦術も見られるようになっている。
ただ、彼女の場合、ライフを払う効果の都合上もっと相性のいいカードもあったりするのでどうせならそっちを使いたくなるのが人情というものなのだが…(とりあえず例のモノ使えば虫野郎の切り札第一号は余裕で屠れる)
ちなみにこのカードの登場により、遊戯王OCGでは「レベル4以下で攻撃力2000以上のモンスターは何らかのデメリットを持つ」という伝統が長らく続く事となった。通称「デメリットアタッカー」の第一号である。
余談だが、Vジャンプのあるコーナーにてこのカードの効果についてコメントされたことがある。それによるとダーク・エルフは常に貧血気味らしく、攻撃の際にプレイヤーのライフが減るのはそれが影響しているのだという。エルフかと思ったら吸血鬼だった。