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国鉄チキ5500形(初代)

コンテナ車「コキ5500形」の製造当初(形式称号改正前)の形式。詳細は「コキ5500」の記事を参照。

国鉄チキ5500形(2代目)

積載荷重37tのロングレール輸送用貨車。ロングレール輸送用貨車が必要になったものの、上記のコキ5500形が余剰となっていた背景から、新造コストを抑えるため同形式から改造される形で登場した。

1974年から1981年にかけて138両が登場。国鉄分割民営化に際してJR四国を除くJR各社へ継承された。このうちJR東海については2007年にキヤ97系JR東日本所属車については2020年にキヤE195系事業用気動車へとそれぞれ代替され廃車された。

現在は旅客会社事業用としてはJR西日本及びJR九州にのみ残る。

JR貨物チキ5500形(3代目)

JR貨物がロングレール製品輸送用貨車の増備のため、1992年に21両が製造された。既存車両からの改造車ではない新造車。最高運転速度は95km/h

車籍はJR貨物が保有するものの、日本製鉄グループ企業の日鉄物流八幡の私有貨車であり、日本製鉄が製造したレールの輸送用として使用される。常備駅は黒崎(日本製鉄の専用線が接続する西八幡ヤードを拠点としている)。

主にJR東海向けに西浜松までの輸送に使用されていたが、2014年からはJR東日本向けの150mロングレールの輸送も行うことになり関東にも進出、最長で東北本線岩切までの運用がある。

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