概要
一般的には長尺物を輸送するための車両でありフラットな車体を持つ。主に長い木材や電柱、土管、エスカレーターといった長尺物を運ぶための運ぶ貨車であるが、最近はもっぱらレール輸送用に使用されている。
- コンテナ車は当初このカテゴリーに分類されていた。チキ5500形(初代)は称号規定改正でコキ5500形へ形式変更。
- 長物車を使った貨物列車は次第にトラック輸送に切り替えられたほか、旅客JRグループではレール輸送用の長物車をキヤ97系・キヤE195系気動車へ代替する動きもみられる。
主な国鉄・JRの長物車
個別記事があるもの
上記以外
- チキ100(初代)・チキ2900・チキ4500・チキ5000:無蓋車「トキ15000」からの改造グループ。1986年までに全滅。
- チキ100(2代):JR貨物がコンテナ車「コキ50000」から改造。トラックからの積荷移動簡略化を目的とした試作車だったが、試験終了後自動車部品輸送に用いられ2000年廃車。