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ティダ(放サモ)

たいようのしょうねんおう

沖縄の方言で「太陽」の意、または『東京放課後サモナーズ』に登場するキャラクター。本記事では後者について記載する。
目次 [非表示]

「強く、優しく、逞しきこのオレ様を、戦場(いくさば)が呼ぶは必然だろうぜ。」

「まあ見てな、そして何度も何度とて、このティダ様に、惚れ直しなぁッ!」


概要編集

CV:竹内順子/Illustrator:さるの行丸

異世界ニライカナイ出身の転光生。

新学期キャンペーン!2020『新学期転光召喚2020 その②』ピックアップ転光召喚にて実装。


人物編集

ティダ「……じゃねえ」

 異世界ニライカナイ出身で、「世界に自分を愛さぬ者は誰もいない」と豪語する少年の姿をした「転光生」。

ニライカナイのであり、自身の身長程もある大弓を扱う武人でもある。

ニライカナイの歴代の王の記憶を受け継いでおり、大変好色である。そのため気に入った相手はすぐお手付きにする。

基本的に傲慢で誰に対しても上から目線だが、さっぱりとした性格をしている。


 弓の扱いを得意とする豪傑であり、陽光の具現である鏑矢の「神器」24本をもって戦う。その火力は、ティダが本気を出せば辺りいったいが消し炭と化すほどである。

ティダはこの矢を、太陽の光が照りつける場所どこまでも届かせることが可能であり、身体の一部として働かせることも可能である。太陽が世界を照らす限り、ティダに自由にできないものはない。しかし、水平線のどこまでも届くその力は、垂直の世界である海底の果てに届くことはなく、光を遮る力との相性は非常に悪いという弱点を持つ。


 ティダは競争を是とするギルド、ウォーモンガーズに所属する7人の「世界代行者」が1人である。

シヴァテスカトリポカと同様に肉弾戦を得意とし、1日とて鍛錬を欠かしたことはない。

その実力は1人で万の兵士に値するとも言われ、初登場時には1人前線に援軍として駆けつけた。


 王らしい尊大かつ古風な話し方をする。加えて、話し方のところどころに倒置法等といった技法が見受けられる、独特の話し方も特徴的である。しかし、「ぶち〜す」や「〜しやがれ」を言葉の頭や尻につけるなど基本的に口が悪いため、見た目相応の少年っぽさは抜けない。

これは余談だが、皮肉なことに同じショタ枠の世界代行者の方が大人びた話し方をする。


 非常に高いカリスマ性を持ち、東京で知らぬ者無き有名人で大変な人気者。街を歩けば、老若男女問わずファンに囲われサインやツーショットを求められたり、果てはデートに誘われたりする。また彼が所属する芸能学園での人気も凄まじく、一度姿を現せば動画のコラボや映画出演を求められる。彼自身、ファンサービスに余念がなく、ファンの要求には気軽に応じ、自身を求める相手を拒むことはない。そのため、2月はファンクラブ(2023年のバレンタインイベで存在が発覚)のイベントで忙しいようだ。



元ネタ・モチーフ編集

 元ネタは、琉球に伝わるかまどの神「ヒヌカン」。火の神や太陽神とも。琉球においてヒヌカンは太陽神と同一視される。

また、現在でも沖縄の人々の守護神として深く信仰されている。


放サモにおいて、ヒヌカンとは太陽の王のことであり、ティダはその記憶を受け継ぐ。



容姿編集

 浅黒い肌に太陽を思わせる装飾の額当てを身に付け、龍の模様が施された紅い着物に豪勢な青い帯を合わせた派手な装いであるメインの服装の他、学園にて着用しているであろう学ラン(袖が肩から千切れている)や、エイサーの衣装を思わせる姿の3つが最初期に実装していた。2022年の『聖夜に輝くギャングスター』にて、ノースリーブ短パンのサンタ服姿、赤いワイシャツと白いネクタイに、黒地に白いピンストライプが入ったスリーピーススーツ姿(サングラス差分有)、東京での普段着と思われるスカジャンサルエルパンツハイカットスニーカーを合わせたストリートスタイル姿(いかにも現代っ子)が実装された。2023年の夏には待望の水着(というよりも…)姿が実装された。しかし、水着差分でのシナリオ参戦は果たされていない。

また⭐︎4においては、先述の紅い着物、学ラン、服破け差分が実装されている。


体温が高いのか、立ち絵のほとんどで上半身裸かインナーを未着用である。先述のサンタ服で、雪が降るスラム街を走り回っていた。

また、彼の相関図を覗くとイツァムナーグランガチといった竜人やワニ獣人から好かれていることがわかる。……つまりは、そういうことかもしれない。


 全ての差分に共通して、光背と弓が描かれている。


 少年でありながら、英雄と呼ぶに相応しい筋肉の持ち主で、放サモショタのなかでは今のところ1番の筋肉枠かもしれない……。


性能編集

⭐︎3⭐︎4限定⭐︎4
二つ名【ニライカナイの少年王】【太陽の帝宿て】【身を焼くほどの寵愛を】
コスト81616
属性英雄
武器射撃狙撃打撃
cs名望陽之譚(ウグヮンブトゥチ)(同左) 御光特日(ウグヮンブトゥチ)
cs効果敵に自属性・全域ダメージ+自身に極限付与+敵にHP激減 敵に自属性・全域ダメージ+自身に極限付与+敵にHP超激減敵に自属性・射撃ダメージ+味方全体にCP増加+周囲1マスにCP増加+敵に魅了付与

☆3

「天ぬ群り星や読みやならぬ、我どぅ見当てぃ浮世渡ら。望陽之譚、ウグヮンブトゥチ!!」

火属性の射撃アタッカー。

フェーズ開始時に自身に剛力を付与し、攻撃時には熱情を付与する。こちらは自バフを盛って殴っていくスタイルの太陽王である。

また、攻撃後には隣接1マスに熱情を付与することが可能であり、期待はできないが味方のバフ役にもなる。


☆4

英雄属性の狙撃不動アタッカー。

ほぼ☆3の上位互換である。

フェーズ開始時に自身に剛力を付与、攻撃時には熱情、攻撃強化を付与することが可能になった。

さらに、スキル4によってフェーズ開始時に背後3列の味方の全強化状態を自身に転写し、さらなる自強化が可能。

また味方への熱情付与は、範囲が隣接1マスから周囲1マスに拡大した。加えて、ターン開始時に背後3列にHPの回復やCPの増加といったサポートも行う。

狙撃タイプのため後ろに置きがちではあるが、ティダのスキルを活かすためには前に出した運用を考える必要がある。


共通


武器タイプが射撃や狙撃といった敵を貫通して仕留めていくスタイルにもかかわらず、2ヒット以降の敵へのダメージに×0.01の補正が入るという厄介性能である。しかし、敵を屠るのに必要な火力が足りないわけではないため、周回向きというよりは高難易度向けと言える。つまりは打撃を飛ばすタイプ

ティダの位置、ティダで落とす敵の見定めをすることができれば自ずと真価を発揮するだろう。


限定☆4

「オレ様にそんな態度を見せるたぁおもしれー奴…よぅし決めた!貴様はこのオレ、ティダ様のもの!一生ずっと、着いてきやがれーっ!」

木属性に打撃タイプを引っ提げて、太陽王が大☆降☆臨!

恒常の☆4、3に比べ補助役になった限定ティダ。果たしてイベントで何かあったのだろうか……?

最大の特徴は空振り時に自身の強化を前1マスに転写すること。

集中や熱情による攻撃補助と集中や閃きによるスキル発動補助が主な役割である。また、他のキャラから強化を受けることによってさらなる支援が可能になる。

フェーズ開始時に引き寄せ効果があるため、打撃タイプの限定☆4とはそこそこ相性がいいだろう。


余談(微ネタバレ含)編集



※『聖夜に輝くギャングスター』の微かなネタバレを含みます。



















 ティダはこの世の誰もが自身を愛し、望んでいると豪語しているが、これには太陽たる彼の在り方が関係している。


太陽は全ての人々に平等に光を届ける。太陽は平等に全ての人々を愛している。そして、全ての人々は恩恵を受け太陽を崇め奉る。


ティダは生まれた時から全ての人々に愛され、望まれた。そしてティダも人々に愛と恩寵を配ってきた。それが彼とニライカナイの当たり前であるが故に、誰かを特別に愛することを知らない


等しく地上を照らす太陽が、誰か1人を特別に好きだと言えるはずもなく、知るはずもなく…。


全てを愛しているということは、誰も愛していないということ。


そんななか、故郷ニライカナイで彼を愛さないと言った人物がいて……。


関連タグ編集

東京放課後サモナーズ 放サモ 琉球神道 キンマモン


関連リンク編集

東京放課後サモナーズ

東京放課後サモナーズwiki


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