「・・・私のことは「先生」と呼ぶように」
「私はすごい、なのでここにいる」
概要
ティーアスとは、シャングリラ・フロンティアに登場するキャラクター。NPC限定職業「賞金狩人」を営む美少女(美̶幼̶女̶)。また主人公であるサンラクの「先生」でもある。初登場時はサンラクが仇討人となる資格を得るための試験で試験監督として登場した。その後討人の仕事などの説明をしたのちにサンラクの師匠のような立場になった。
人物
本名はティーアスでありサンラクからの愛称は幼女(ティーアス)先生。外見は、栄養失調と発育不良がデフォルトな最底辺の孤児だった境遇からルティアに拾われたという背景があるので、外見年齢と実年齢が釣り合っていない感じで、見た目はかろうじて小学四年生くらいだが実年齢は十四歳くらいである。カロリーが高ければなんでも好きで、生まれ育った背景から「着れればなんでもいいじゃん」というスタンス。そのためサンラクの頼みでスク水を着たこともあった。
賞金狩人としての仕事の傍ら、サンラクの指導役としてカフェ「彷徨う剣」や「海蛇の林檎」で先輩風を吹かせながら彼からの相談を受けることがよくあり、その際サンラクは普段の半裸で鳥頭という一般的な容姿からかけ離れた変態的なものではなく、聖杯を使用して性別を変更してから鳥頭を脱いでいる。その理由は彼女が女体化サンラクの方が好みらしく、作中でも「・・・女の子のほうがいい」と言っており、鳥面変態男とは話したくない模様。サンラクが武器を強化するために支配軍蜂(ドミネイオン・ホーネット)を狩る必要があると話した時には、親身になって生息域へのルートどりを考えてくれたが、サンラクがサードレマから鐵遺跡経由で行くのが最適なのか…と言ったのに対して、「なんで?」と一言、その後「最速」でたどり着くことが可能という点で水晶巣崖を横切って目的地まで走り抜ける方法を提示してくれた。(あーそっかTASだもんな)
また、ときどき「超越速(タキオン)」を発動してサンラクの注文した食べ物を勝手に食べたり、スキルの発動中に自分のケーキをサンラクの口の中に突っ込んだりなどの年相応な振る舞いも見せる。もちろん、サンラクも自分の持つスキルを重ねて発動して抗おうとするのだが、目で追うことが精一杯なため、奮闘むなしくされるがままの状態である。
スキル
「超越速(タキオン)」
ティーアスをティーアスたらしめるシャンフロ内最強の加速スキル。
サーバー干渉することでティーアスが存在するエリア内の全Mobを減速させた上でティーアス自身を加速する。加速倍率は五倍で減速倍率も五倍なので実質二十五倍速という規格外な性能のため、プレイヤー最速のサンラクでも決して追いつくことは出来ず、あまりの規格外さゆえに、発動すればティーアス単体の処理だけで鯖落ちする可能性すら孕んでいる。
そのため、申し訳程度の制限として「ティーアス自身の空腹度」十割につき最大一秒間の使用時間という制限があり、さらに一度発動した場合次の発動まで「使用数の二乗」分のリキャストタイムが発生する。
「食い溜め」
空腹値を100%以上溜め込むことができるティーアス専用スキル。上限は特に明記されていないが、十人前ぐらいは軽く平らげるらしい。このスキルで「超越速」の制限を緩和できて、それに加えてティーアスに貢ぎまくる奴らがいるためさらに手がつけられなくなった。
動向
以前は賞金狩人として活動していたが、「彷徨う剣」が現政との協力関係を解消してからはサンラクに指導役として指導したり、時より店に現れ抜き打ちでサンラクの実力を試しにきては、注文した食べ物や飲み物を奪われたり、ケーキを口に突っ込まれたりしている。またウィンプが「海蛇の林檎」で料理人見習いとしてバイトを始めてからは毎朝朝食(早朝食)を食べるために店に来ているらしく、彼女は「じっと見つめると、メニューが増える・・・・・重宝」とのこと。
着せ替え隊とのあれこれ
着せ替え隊とは
クラン【ティーアスちゃんを着せ替え隊】の通称であり、文字通りティーアスに自分好みの服を着てもらいたいという思いを抱く同志の集まりである。クランリーダーはサバイバアルであり、クランメンバーからは「サバさん」と呼ばれ頼れる兄貴分のような立ち位置。実際はティーアス以外のルティアにも同様の行為を行っている。(当初はいわゆる(トゥールさんと同じく)「お前じゃねぇ帰れ」枠だったのだが、名前が妙に女性的であることから「着せ替え隊」に所属する上位陣が決死の調査を行ったことで女性ということが判明。一時は着せ替え隊が真っ二つに割れかねないほどの混乱をもたらした。現在は「着せ替え隊」内の一部門として「ルティアさんをどうにかして脱がせ隊」が結成されている。)
【ティーアスちゃんを着せ替え隊】にとってはティーアスという存在は無像崇拝の対象であり、ティーアスたんと呼ばれ崇められている。そのため、このクランには破ってはならない掟が存在する。
故に着せ替え隊はただ黙する。 そしてただ見つめるのだ。 花は手折るものではない、根ざし息づき生き生きとしたその姿こそが最も美しいのだ。 そう、その為なら断崖にしがみつくことも厭わない・・・・・あわよくば自分の性癖にストライクな服を着て欲しい。 それこそがティーアスちゃんを着せ替え隊鉄の掟、それこそがティーアスちゃんを着せ替え隊鋼の結束なのである。
そのため、仮にティーアスが目の前に現れても抱きついたりはせず(そんなことをした日には彼にに威圧感で押し潰されながら粛清されることになるので)、ただ見続けるだけである。
活動
賞金狩人がPKや犯罪行為を行なった結果カルマ値が高くなったプレイヤーを粛清した後、そのプレイヤーの装備を奪って身につけることがあるというシステムを悪用して賞金狩人を着せ替える方法(クランメンバー同士でPKし合う→カルマ値が高くなる→賞金狩人が出現→着て欲しい服に着替える→粛清される→賞金狩人に着てもらえる)を取ることによって、ティーアスにビキニアーマーや猫耳フード付きのパジャマを着せることに成功している。(なお、その余波でゴリゴリマッチョのおっさんがメイド服を着る羽目になっている。メイド服はとあるプレイヤーが制作した極々一部を除き女性専用装備なので装備条件を無視する模様。実は着せ替え隊のやり方だとティーアスに当たる確率が非常に低く非効率的。)また、サンラクやサバイバアルによって仇討人関連イベントが発掘されてからは、カフェ「蛇の林檎」系列の全店舗でのティーアスの出現情報を調べ上げたり、各地の「蛇の林檎」の中で張り込んでティーアスやルティアが現れるのを待ち続けたりなどの弛まぬ努力を続けている。当の本人たちは至極真っ当な気持ちで活動していて、賞金狩人との戦闘の経験もあってかメンバー全員のプレイスキルが高い。しかし、側から見れば仲間同士でPKしたり、ストーカー紛いなことをする頭のおかしい集団である。